不思議な話で、初めての一本は
ずっと覚えているものです。
筆者も数々のギターと出会っては別れを
繰り返してきましたが
途中のギターの事は忘れていても、
初めの一本については直感的に思い出します。
そんな大切な一本は
適当に選びたくないですよね。
この記事で分かること
この記事は
「始めたいけど知識が無い」といった方の為に
生徒数延べ500人以上を見てきた筆者が
参考程度までにギターの値段による
クラス分けをしてみたいと思います。
完全な正解等はありませんので、
極論に走らないよう
くれぐれも、参考程度に読む事をお勧めします。
ギターを始めたいけど肝心の楽器がない!
今まで楽器をやったことないし、
知り合いにも詳しい人は誰もいない…
いきなり楽器店に行ってもハードル高い…
楽器は値段がピンキリで、種類も豊富にあり
消費者としては選べる嬉しさの反面
どれを選んでいいのか困りますよね。
筆者の独断と偏見にてクラスを
1〜5に分けたいと思います^^
偏見に基づくため大雑把な分け方なのは
どうぞ御勘弁下さい。
クラス1
ビギナー向けの比較的安価なクラス
50000円以下
この辺りのクラスは大体似たり通ったりです。
正直8000円のギターと50000円のギターで悩むなら
8000円のギターでもほとんど変わらない
どんぐりの背比べです。
店員さんは巧みな話術で営業してきます。
正直音質や材質の良さをプッシュしてくる店員は
ちょっと胡散臭いです。
基本的に50000円以下で
高級ギターの様なクオリティは望めないでしょう。
あくまで私の個人的意見ですが、
初心者を相手に商材を多くとりそろえている様な
楽器店は
あまりいい評判を聞かないです。
(※全てではありませんし、あくまで個人的意見です)
ですが、50000円以下のギターで
レコーディングしたという話しはいくらでも聞きます
結局は弾き手による演奏力も関係するので
一概に否定する訳ではなく
むしろ初心者にとって
この価格帯で大きな違いがないのは
バリエーションが多くて
素晴らしい事だと感じます。
クラス2
ちょっと頑張って手をのばして
100,000円前後
7~9万円くらいの価格帯は比較的に良い物が多いです。
一つ前のクラスにくらべて
弾きやすさや音質が良くなっている事が多い。
いい感じのTaylorのギターも手に入れられる価格帯。
実際この価格帯で入手出来る
Taylor110などはコストに対しての
パフォーマンスがすこぶる良い。
この辺りになるとピックアップも
音をしっかり拾い、
すこし高級感が出てきて
木材フェチな方にはたまらない質感を堪能できる。
このくらいの価格だと意外と
中古で良い物が手に入る事があるので
新品で新しいギターを買うか悩み始める頃
駆け出しのシンガーソングライター等は
ローンを組んでこの辺りを買う事が多い。
クラス3
レコーディング、実践投入なんでもこい
150,000~200,000円前
このくらいの価格帯になると
「ちゃんとしたギター」て感じがしますね。
希望小売価格が40万円前後のギターも
中古だとこの辺りの値段になっている事も多々あり。
要するに、かなりのクオリティーが見込める。
それだけに選び方には注意したい。
クラス4
プロ多様!音にこだわり切る人向け
300,000~800,000円前後
martinやgibson,taylorなどギターメーカーの
有名どころの定番シリーズ等を
入手する事ができる。
俗にいうギターのブランド品て感じで
ギター愛好者なら生涯に是非1本くらいは入手したい
50万円を越えてくると、
25万円のギター2本買った方が
いいんじゃないかという葛藤が生まれる価格帯。
せっかくなので最近のギターの定番としては
アコギならmartinがいいでしょう。
エレキならPRSがいいでしょう。
この辺りの価格帯を本気で買う旨味を伝えると
店員は手揉みをして近づいてきます。
「何か付けて下さい!」と
自信を持って言ってみましょう^^
筆者は過去に一回Gibson社の椅子を
付けてもらったことがあります。。
クラス5
骨董品レベル。付加価値が付いているのかも?
800,000円以上
基本的に付加価値がついているギターになります。
ヴィンテージや誰かの使っていた実機や過度の装飾等
このあたりから値段の振れ幅がおかしいです。
詳しくは別項参考下さい。
[nlink url="https://tokyoguitarpress.com/expensiveguitar/"]
正直使用するのが怖いですねこの辺りは。
資産価値として財テクに購入する人もいるとか。
まとめ