CmとCm7を押さえる時に使える簡単な押さえ方をご紹介します。コードを覚える最強アイテムも最後にご紹介しているので興味ある方は一番下までスクロールどうぞ。
この記事の目次
簡単な押さえ方がこちら

押さえ方は下の3通りから押さえやすい方を選べばOK
1弦⇒薬指 2弦⇒中指 4弦⇒人差し指
1弦⇒小指 2弦⇒薬指 4弦⇒中指
1弦⇒小指 2弦⇒薬指 4弦⇒人差し指
押さえ方の表の見方が分からない人は下記のリンクを参考にして下さい。
※今回ご紹介する押さえ方はCmかCm7の時に使えるコードになりますが、和音の構成を変えています。そのままCm或いはCm7を弾いている訳ではないので、必ず使える条件に目を通すようにお願い致します。
Cm・Cm7が難しい理由
CmとCm7の通常の押さえ方がこちら



Cm7はCmの押さえ方の応用になっています。Bmの押さえ方をそのまま1フレット分の半音ずつずらした形になっていてバレーコードを押さえられない人にとってはかなり難易度が上がってしまいます。
簡単な押さえ方の正式な名前
この簡単バージョンの押さえ方の正式な名前は
Cm(11)on E♭
シーマイナーイレブンスオンイーフラット
音の並びは以下の様になっています。
弦 | 音 | 度数 |
1 | F | 11th |
2 | C | Ⅰ |
3 | G | Ⅴ |
4 | E♭ | ♭Ⅲ |
5 | - | - |
6 | - | - |
4和音構成で11thを1弦に入れています。コードネーム自体は長いですが、単純なトライアドにテンションが1音入っているだけなので違和感ほとんどなく弾く事が出来ます。最低音が4弦のE♭なのでオンコード扱いとして表記しています。
簡単な押さえ方で弾ける理由
⇒簡単な理由
バレーコードを使用しないこの押さえ方だとかなり押さえやすくなっていると思いますが、コード音に音を付け足して和音構成を変化させている為簡単に弾く事が出来るようになっています。一方で11thノートがアヴォイドとして扱われるコード等には気を付けなければなりません。F#mの簡単な押さえ方でも述べていますが、,《特定の条件以外のらゆるダイアトニックコードのマイナーコードには11thを付けることが出来る.》と考えておけば大丈夫です。
⇒特定の条件ってどんな時?
特定の条件とは聴いた時に不協和音になってしまう時になります。CmかCm7と表記されている場合に簡単アレンジされた上記のコードを弾くとトライアドはコード内の音になっていますので特に気にする必要はないですが、11thはテンションコードになりますので響き的に独特です。つまり11thが合うか合わないかを判断すればOKという事になります。
⇒こんな時には避ける
上記で説明した通り11thの音は気を付けなければなりません。しかし、簡単な押さえ方を検索してここにたどり着いた人の多くは初心者の方かと思いますので11thと言われていも今一ピンとこないですよね。ご紹介した簡単コードの場合の11thの音とは簡単コードで押さえている1弦の1フレットの音になります。CmかCm7を弾きたいところで1弦の1フレットを鳴らしてみてメロディーやアンサンブルの中で明らかに不協和音になっていそうなら避けた方がいいでしょう。ちょっと分からないなぁって程度でしたら多くの場合使用する事が出来るはずですので使ってしまってもOKです。
どうしても押さえられない方へ
コードを押さえられるようにするには自分でコツを掴むまでに相応の時間がかかってしまいます。また、今回ご紹介したBmは場合によっては使わない方がいい時もありますのでバレーコードを使ったコードも後々出来るようになっておきたいですね。
押さえ方のコツは人によって違う
押さえられないと感じる人は原因がそれぞれ違う場合がほとんどです。調べてもなかなか出来るようにならないのはその為で、まずは原因を探すところから始めなければなりません。

いくらやっても出来ない場合、もしかすると原因はあなたではなくギター本体にある可能性が高いです。大雑把にだけでも以下の通り
・ギターのネックが逆反してしまっている
・ギターのネックが順反りしてしまっている
・フレットが浮いてしまっている
・不良弦を貼ってしまっている
・ペグに不具合が起こっている
・ブリッジが低すぎて弦がビリついてしまっている
・アールがまっすぐでそもそも弾きづらいギターを持っている
・etc
これだけでも聞いた事がない項目がたくさんあった人は、一つ一つ調べてもかなり時間がかかってしまったり中々確信を付く様な原因が見つからないのではないでしょうか?
ましてや押さえ方もちゃんと出来ているのか分からない中で、ギターの方にも何か原因があるのを見つけ出すのは相当の体力が必要になります。
人に聞くのが一番早くてコスパがいい
可能性を全部潰していくよりも結局は知っている人に聞くのが一番早いです。ですが、上記の可能性を踏まえてギターの状態を理解して押さえ方をわざわざカウンセリングしてくれる人を見つけるのは基本的には難しいです。



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