初心者セットとは
初心者セットとは
これからアコースティックギターを始めようと思っている人に向けて必要な機材がセットで売っているパッケージの事です。
初心者は何が必要なのか分からないまま店頭にいってセールされてしまいがちですが、最近の初心者セットはパッケージ内でほとんど完結しています。
中には楽譜なども付いてくるセットもあったりと初心者にとっては充実した内容でギター販売の中では今一番売れている商品となっています。
SNSでの声
付属道具や部品
付属品とその使い方です。
必須⇒◎ あるとすごく便利⇒〇
必須 | 付属品 | 使い方 |
◎ | 弦 | 弦交換用の予備 |
◎ | ソフトケース | ギターを梱包して運ぶケース |
〇 | ストラップ | ギターを方から吊り下げる |
◎ | チューナー | 調律に必須 |
〇 | カポタスト | ギター調律を簡単に変えられる |
ピックガード | ピックによる擦れをカバーする | |
ピックケース | ピックをしまうケース | |
◎ | ピック | 弦を弾く道具 |
〇 | ストリングスワインダー | 弦を巻くのが便利な道具 |
クロス | ギターを拭く布 | |
ギタースタンド | ギターを置くためのスタンド |
上記のもので必須や、あると便利なものはギターを続けていくと大多数の方が新しく手に入れたくなるものですので初めはセットで買うのがお得。各道具もある程度「どれがいいよね」というのは決まっていてそれを揃えるとなるとそれだけで初心者セット以上の値段がしがちです。
おすすめな理由
必要なものが揃ってる!
初心者セットは買えばすぐにギターが始められるセットになっていて、必要なものを揃える敷居をとても下げてくれるのが大きな利点です。チューニングを音叉ではじめたりピアノでやっているとそれだけで一日が過ぎてしまいますが付属のチューナーを使えばあっという間です。また使い方が分からない付属品もあると便利なものばかりですので、詳しくなってきたらそういった付属品をつかってギターを更に楽しめるようになっているのも利点です。
安い
初心者の内はすぐに辞めてしまうかもわからないのにそんなにコストをかけることが出来ないのが実情です。初心者セットはほとんどが1万円以内で採算度外視といって過言ではない値段です。ギター本体だけでも1万円以下のものを探すのは難しいですが、初心者セットは更に付属品がついてきます。
初心者セットは大きな企業がセットとして付属品の生産も行っている場合がほとんどでロット数が多いためにコストを劇的にさげているようです。10年前くらいまではセットでも1万円以上しものですが、最近は更に値段が下がっているところを鑑みるとギター人気が更に増え続けているのが分かります。
これから始めたいひとにぴったり
初心者セットの最大の魅力というのは付属品にあります。これからギターを始めたいけどなにをしたらいいか分からないという人にとってはギターの練習はもちろん、ギターについてよくしるきっかけになります。何気なくみていたギターが身近に感じる事が出来ますし、更にギター演奏を発展させたい人は自分の中にギターの音の基準が出来るので次に買いたいギターが出来た時に比較することが出来ます。
どれがおすすめ?
付属品が多いのが一番人気
買うときの注意点
ネットは試奏が出来ない
当然ながらネットで買う場合は試奏が出来ないので音を聞くことが出来ません。パッケージ商品の内容は新品なものを買えば安心ですが、ギターに関してだけは実物をみにいくしかありません。
実際に店頭にいって店員に弾いてもらったものを聴くことはおすすめですが、初めのうちはなかなか音の良しあしを区別するのは難しいですよね。
また、色味もネットだけだと届いた物の印象が違うという事を避けるためにはどうしても実店舗に赴かなければいけないです。
一方で初心者セットに関しては前述したとおりにロット数が多いために個体差がほとんどないです。初心者セットを買いたいと決めている場合は試奏する意味はほとんどなくて見た目重視で買ってしまって大丈夫です。
店頭はセールスに注意
店頭で買いたいと考えている人に関してですが、どうしても初心者だとセールスされてしまいます。初心者セットを置いている店は初心者セットから更にいろいろなものを購入させる手筈が万全の場合が多いです。上記に記載している必須道具が付属してくる初心者セットさえ買えば初めのうちは何もいりません。必須のものだけメモをして店頭で購入できる人は店頭がおすすめです。
しっかりと選びたい人はココを見る
こちらの内容に関しては少し難しい話になりますのである程度のものでいいやと考えている人はスキップしてしまって大丈夫です。
Fで挫折した人々
ギターを弾いていてFで挫折したという人の話を聞いた事がありますでしょうか?
実はこの原因はその人の技術的なものではなくてギターの弾きにくさが大半です。ギターには弦高という弦がどれだけ浮いているかという基準があってこれがあまりにも大きすぎるとプロでもFは押さえられなくなってしまう程。初心者はこれを知らずにギターを買ってしまって自分に原因があると思って挫折していってしまいます。
弦高に関してはあとから調整することもできますが、購入時点である程度測っておけばめんどくさい作業もせずに済みます。
弦高の測り方に関しては下記にリンクを貼っておきますので参考にしてみてください。
最後の判断は心が動くもの
選び方に関しての最後になりますが、最終的には印象で買ってしまうのがおすすめです。ギターを上達するのに一番重要なのは継続したモチベーションで楽しくなければ続けることが難しい楽器です。
楽器を持った時に胸が高鳴ったり、見た目が好きでなんども見てしまったり、なんとなく持ち心地がよかったりとフィーリングで買ってしまうのが最善だったりします。
特に見た目が重要で、好きなアーティストと同じものとか好きなキャラクターがあしらってあるものなどはインテリアとしても置いておけますね。
高いギターになると車ほどの値段で資産価値として運用する人もいる様です。