【弦交換】ギブソン巻き/マーチン巻きのやり方を解説【ギター】

投稿日:2020年3月14日 更新日:

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弦交換が初めての方や弦の外し方などからの説明ご希望の方は別項の【アコギ】分かりやすいギター弦交換のやり方【4つの手順】の手順③の途中の案内がある箇所まで進めて下さい。

ギブソン巻き/マーチン巻きのやり方を解説

まずは完成した画像からご覧ください。

普通に巻き方と比べてみて下さい。

ギターの弦の巻き方の種類の1つであるギブソン巻き/マーチン巻きについてです。実際はギブソン巻きと呼ぶ方が正しい様ですが、様々な呼び方があるようでどれも同じ巻き方になりますので今回はギブソン巻き/マーチン巻きと総称して解説を行っていきます。

ギブソン巻き/マーチン巻きに関しては結った様な形になるのが特徴です。弦を上から弦で締める事で巻きの強度を上げている様なイメージになります。

巻き方①ギブソン巻きの肝・折り結び

【アコギ】分かりやすいギター弦交換のやり方【4つの手順】の弦を巻く直前まで進めたら、弦を巻く前に一回弦を結びます。結び方ですが、弦を内側から外側に潜らせ内側に結うように折り目を付けます。

弦を曲げる時、結構力が必要になりますので気を付けて作業してください。また、何度も折り目を付けると金属疲労して劣化の原因になりますので慎重に行ってください。折り目を付けたら次の工程へ

巻き方②折り目を付けたまま回す

折り目がほどけないように巻いていきます。

結び目がほどけない様に巻いていきます。結び目と合わせて1~2周程巻ければOKです。

巻き方③ギブソン巻き/マーチン巻き完成!

ギブソン巻き/マーチン巻きのメリット

完成の画像を見ていただくと、通常の巻き方に比べて先端部分が巻きの中にロックされている様になっているのが分かると思います。この巻き方を行うことによって弦の張力がかかっても、ペグ側の巻弦のズレによるチューニングの狂いが通常の巻き方よりも緩和されると想定されています。また、この巻き方を行うと2周程巻が必要だった通常の巻き方よりも少ない巻き数で安定すると言われています。

 通常の巻き方ギブソン/マーチン巻き
巻き数2~1~
安定安定しているロックで更に安定
見た目ぐるぐる巻き結び目巻き

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