この記事が役に立つ人はこんな人
- これからギターを始めたい人
- ギター初心者の人
- 0からギターを学びなおしたい人
ギターを始める前に
一番大切なのは楽しむこと
「ギターは1年で辞めてしまう人が9割で残りの1割は生涯続ける」
と言われています。ギターは見た目以上に音を出すのが大変で始めは曲どころか音ちゃんと出ません。成長速度も個人差が多きく3ヵ月で曲を弾く人もいれば1年かかっても曲を弾けない人もいます。
そんなギターをこれから弾くぞ!って人にお伝えしたいのが「楽しむこと」です。
ギターを始めるきっかけになった事を大切にして、その情熱を覚えておいて下さい。
- 「あの人のギターを聴いて感動した」
- 「あのフレーズがかっこよくて」
- 「ギターの見た目が大好き」
- 「友達をあっとおどろかせたい」
ギターを始めた時の情熱やキラキラした目をどこまで覚えてられるかが上達への最速のカギです。
質より量?
1曲を完璧に仕上げるのと完成度が6割くらいでもたくさん曲をやるのはどっちがいいの?
ギター上達するだけに限った事を言うと量が重要です。一つの曲を極めるのは大変いいことですが、完璧主義になって先に進めなくなるケースをよく見ます。量をこなせばふと立ち戻ったときに過去に出来なかったものが出来ていたり、昔は出来なかったような別のアプローチが出来るようになったりと全て上達に繋がっていきます。
質より量よりもモチベーション
結局継続が一番難しいです。ほとんどの人のモチベーションは時間と共に右肩下がりに落ちていきます。質も量も大切ですが、モチベーションや情熱を一番大切にして楽しめる環境に常に自分を置くことが大切です。
気を付ける事
指が痛くなる
弦を力いっぱい押さえるので指先が痛くなります。初めはジンジンと痛みがあって指の皮が硬くなります。特にアコースティックギターは何年たっても長時間弾いた後は指が痛くなります。
爪にダメージ
指で弾く人などは爪に大きなダメージがあります。マニキュアなどを塗っている人は簡単に剝がれてしまいます。もしも付け爪などを使っていたらギターの為に短くするか取り除いてしまう必要があります。
深爪が一番弾きやすい
弦を弾く手は爪があったほうがいいと言われていますが、押さえる側の手は全く爪を使用しません。また、爪が指板にあたって弦を押さえるのが難しくなってしまいますので限界まで切るのが一番弾きやすくなります。
ギターの選び方
予算は重要
予算範囲(円) | ギターランク |
---|---|
0~50000 | ビギナー |
50001~10000 | 中級 |
100001~150000 | 上級 |
150001~200000 | 高級ブランドメーカーの下位レベル |
200001~400000 | 高級ブランドメーカー全般の価格帯プロが使用するレベル |
400001~ | 装飾やヴィンテージなど付加価値のある高級ギター |
上記の表はおおよその価格帯で中古などもいれればその限りではありませんが十分に参考になるかとおもいます。ビギナーはまずは高いギターを選ばずに無難にスターター用のギターから選ぶのが無難です。選ぶ時は50000万円以下だと全て同じランクのギターだと思って選んでください。
見た目で選ぶべし
スターターギターは見た目で選びましょう。音の良し悪しは50000円以下のクラスでは考える必要はありません。部屋に飾りたくなるようなものや、見ていて心が動くものを選ぶようにしましょう。モチベーションやテンションに直結するものが上達への近道です。
弦高を重視するべし
見た目で選ぶべきと謳いましたが、一つだけスペックで見てほしい項目があります。それが「弦高」です。弦高とは指板(フレット)から弦までの距離の事を指します。
弦高が高いとギターを押さえるときにかなり苦労する事になります。もしかしたら挫折の原因になる可能性もあります。弦高はギターによって大きく違うので調べたい人は下記に参考リンクを貼っておきます。
弦はコーティングにするべし
始めに貼ってある弦は基本的に1ヵ月ももたずにサビてしまいます。コーティング弦を選んで張り替えましょう。弦には長寿と弾きやすさに特化したコーティング弦という種類が存在します。一番売れていて人気なのがELIXERという弦でプロも使用している事で有名な長寿弦です。
ギターを買って余裕がある人は弦も買って自分巻いてもいいですし、そのまま店員さんに巻いてもらうのもいいと思います。
必要な道具
さっそくギターを始めるのに必要な道具を揃えましょう。
エレキギターとアコースティックギターでは必要な機材が変わりますのでご注意ください。
アコースティックギター
- アコギ本体
- チューナー(アプリでも可)
- ピック
- カポタスト(無くても可)
- ストラップ(無くても可)
エレキギター
- エレキ本体
- チューナー(アプリでも可)
- シールド(ケーブル)
- ピック
- アンプ
- ストラップ(無くても可)
チューナーなどはスマホでも十分ですが、精度を重視するならやはり専用のものを購入したほうがいいでしょう。ギターのヘッドに取り付けるクリップ式のチューナーはアコギでもエレキでも使用する事が出来ておすすめです。
また、エレキギターは音を出すためにアンプとシールドが必要ですので注意しましょう。