この記事の目次
これからギターを始める人へ
ギターをこれから始めるあなた、素晴らしい旅の始まりです!まずは基本的なコードと簡単な曲から練習をスタート。毎日少しずつでも続けることが大切です。自分の好きな曲を弾くと、練習が楽しくなりますよ。指が痛くなるかもしれませんが、それはあなたが上達している証拠!オンラインにはたくさんのリソースがあるので、活用してみてください。そして、他のギタリストと交流することで、もっと楽しく学べます。あなたの音を世界に響かせる日を楽しみにしています!
ギターを90%の人が1年も続けられない理由
ギターは、多くの人にとって魅力的な楽器です。しかし、数多くの初心者がこの楽器に挑戦しながらも、途中で挫折してしまうことがあります。ここでは、ギターを始めたばかりの人が直面する初期の難しさと、挫折の原因について詳しく探ってみましょう。
指の痛みとコールスの形成
ギターを始めたばかりの人は、弦を押さえるたびに指が痛くなる経験をします。これは、指先の皮膚が厚くなる「コールス」がまだ形成されていないためです。通常、これには数週間かかることが多く、その間は演奏が苦痛になることもあります。
コールスとは?
コールスは、皮膚が繰り返し圧力を受けることにより厚く硬くなる防御反応です。ギターを弾く際には、特に指先にこのコールスが形成されます。
コードチェンジの難しさ - 技術的障壁
指の痛みや弦を押さえる力が足りないなど、物理的な苦労が続く。
初心者にとって、コードからコードへのスムーズな切り替えは大きな壁です。指の配置を覚えるだけでなく、タイミングを合わせることも求められます。この段階では、自分の手が制御できないように感じることも多いです。
リズム感の欠如
曲を演奏するためには、リズムやテンポを正確に保つことが必要です。しかし、特に独学で始める場合、リズム感を身につけるのは簡単ではありません。メトロノームを使うことが推奨されますが、それでも一貫したリズムを見つけるのは難しくなります。
理論と技術のギャップ
ギターの理論(コード進行、音階、音楽理論)を理解することは、技術的なスキルを向上させるための重要なステップです。しかし、理論を実際に指先で表現するのは別の難しさがあります。
即効性を期待しすぎる - 即時的な満足感の欠如
すぐに上達を実感できず、練習の成果が見えにくいため、モチベーションを保つのが難しい。
多くの初心者は、特にYouTubeやソーシャルメディアで他の人が「簡単に」演奏しているのを見て、すぐに同じように弾けると思い込みます。しかし、ギターは練習を重ねるスキルであり、即効性を求めると挫折しやすくなります。
自己評価が厳しすぎる
自分の演奏に満足せず、完璧を求めすぎることで挫折に至る人もいます。特に初心者は、自分の進歩に気づかないことが多く、成果が見えにくいため挫折しやすいです。
適切な指導の欠如 - 指導の不足
独学の場合、適切な指導がないため、間違った方法で練習を続けてしまう。
独学で進める場合、間違ったテクニックを身につけてしまうことがあります。また、モチベーション維持や目標設定が難しくなります。指導者や良質の教材がないと、進歩が遅くなりやすいです。
練習の継続が困難 - 時間と努力の要求
定期的な練習が必要で、それがライフスタイルや他の趣味と競合する。
忙しい生活の中で、毎日の練習時間を確保するのは難しい。練習をサボるとスキルは停滞し、再開するのが一層難しくなります。
残りの10%は生涯続けられる理由・方法
音楽への情熱をもつ
音楽への深い愛着や情熱が、困難を乗り越える原動力になる。
ココがポイント
ギターのテクニックだけでなく、音楽理論に対する深い関心を持つ。理解が深まれば深まるほど、新しい曲を学ぶ速度や創作能力が向上します。
楽しむことが一番大切
これらの特徴を持つ人は、ギターという楽器を通じて音楽を追求し続けることができます。重要なのは、楽しみながら学び、自分のペースで成長することです。
忍耐強さと我慢強さをもつ
忍耐
ギターをマスターするには、長期間にわたる練習と改善が必要です。すぐに結果を求めるのではなく、長期的な視点で取り組むことができる人は続けやすいです。
我慢強さ
特に初期の段階では、指の痛みやコードチェンジの難しさに耐える必要があります。これを乗り越えることができる人は、挫折せずに続けることができます。
自己学習意欲を高める
ギターは自己学習が可能な楽器ですが、これには高い自己学習意欲が必要です。自分で新しい技術や理論を探求し、学ぶ意欲があることが重要です。
意欲を高めるポイント
- 新しいテクニックや音楽理論、ジャンルに対する探求心が強く、学び続けることを楽しむ。
- 自分自身で目標を設定し、それに向けて一貫して努力する。練習時間を確保し、自己管理ができる。
- 即効性よりも長期的な成長を理解し、挫折や難しさに直面しても諦めずに続ける。
- 自分の演奏を正確に評価し、改善点を認識しつつも、進歩を喜び、自己批評が過度に厳しくない。
- 本、オンライン教材、チュートリアルビデオ、フォーラムなど、自己学習に役立つリソースを積極的に利用する。
- 他のギタリストや音楽愛好者と交流することで、モチベーションを維持し、知識を共有したり得たりする。
- 自分だけのスタイルや曲作りに挑戦したり、既存の曲をアレンジしたりするなど、創造的なプロセスを楽しむ。
- 自分の練習方法や学習の進め方を定期的に見直し、必要に応じて方法を変える。
- 具体的な短期・長期の目標を設定し、それに向かって計画的に進む。
- 他人からのフィードバックをポジティブに受け入れ、それを自分の成長に活かす。
目標設定と自己評価 - 目標と達成感を設定
小さな成功や上達を積み重ねることで、自己効力感が高まる。
「来月までにこの曲を完璧に弾けるようになる」
短期的および長期的な目標を設定し、それに向かって練習すると継続して練習や努力をすることが出来ます。
建設的なフィードバックを自分に与える
自分の演奏を客観的に評価し、改善点を見つけ出す能力。過度に厳しい自己批判ではなく、建設的なフィードバックを自分に与える事で達成感を実感する。
楽しむ心 - 楽しみを見つける
演奏そのものや音楽制作のプロセスを楽しむことができ、長期的な目標を持っている。
ギターを弾くことが好きであることが、何よりも大切です。楽しむための手段としてギターを捉えている人は、練習自体を楽しみ、結果よりもプロセスを重視します。
ギターを通じて楽しむ方法は様々ですが、いくつかあげますので参考にしてみて下さい。
チェックリスト
- 好きな曲を演奏
- 即興演奏
- セッション
- 作曲
- ジャンル(ブルース、ロック、ジャズ、フォークetc)
- 技術を身に着ける(フレーズを習得、奏法を習得、メトロノームetc)
- 他のプレーヤーと交流
- 機材集め
- 他の人に教える
- 理論の習得・学習
時間管理 - 習慣化する
ギター演奏を日常生活の一部に組み込むことで、習慣として定着させる。
練習のために時間を確保するための計画性。仕事や学校、プライベートをバランスさせながらも、毎日少しでもギターに触れる時間を持つ。
step
1目標設定
ギターの練習における時間管理と習慣化は、目標設定から始まります。具体的な目標を立て、それに基づいて毎日の生活の中で練習時間をスケジューリングし、短時間でも効率的に学ぶことで時間を有効利用します。
step
1優先順位
また、優先順位を付け、柔軟に対応することで練習を維持します。習慣化は小さなステップから始め、一貫性を保つことで進めます。
step
1報酬設定
毎日の同じ時間に練習する、報酬システムを設ける、練習環境を整えるなどが有効です。さらに、練習の記録と振り返りを通じてモチベーションを上げ、失敗を許容しつつ継続することで、ギター演奏のスキルアップと楽しみを長期的に維持します。
素直さと謙虚さを身に着け吸収する
自分の限界を認識し、他人から学ぶ姿勢を持つ。指導者や同僚プレイヤーからのフィードバックを素直に受け入れ、自分の技術を向上させる。
ギターの学びにおいて、素直さと謙虚さは大きな役割を果たします。素直さは新しい知識やフィードバックを受け入れ、自分の理解や技術が足りない部分を認める姿勢です。
一方、謙虚さは自分がまだ学ぶべきことがたくさんあることを自覚し、他者から学ぶ姿勢を保つことです。これらの特性により、ギタリストは自分の限界を超え、成長を続けることができます。素直さと謙虚さを持って練習に取り組むことで、自分自身のスキルを客観的に評価し、他人の意見や指導を大切にしながら、音楽の深みを追求することが可能になります。
創造性と自由な表現を心がける
音楽は表現の手段であり、自分自身を表現するための道具としてギターを使う。スケールやコードを自由に組み合わせ、新しい音楽を創作することに喜びを見出すことが出来ます。
自由を心がける
ギターの演奏における創造性と自由な表現は、既存の枠組みを超えて新しい音楽を生み出す力を指します。創造性は、コード進行やスケールを独自の方法で組み合わせることで、個々の音楽性を表現する能力です。
正解はない
一方、自由な表現は、技術や理論を基盤にしつつも、感情やアイデアを直接楽器を通じて伝える行為です。これらの要素によって、ギタリストは自分だけの音楽スタイルや曲を作り上げ、聴き手に新鮮な感動を与えることができます。創造性と自由な表現は、練習や学習を通じて培われ、音楽を通じた自己表現の究極の形を示します。
枠にとらわれ過ぎずに自由に楽しく演奏する事が重要!
リズムと音感の感覚を養う
音楽を感じる能力。リズムを自然に感じ取り、音程を聴き分ける能力は、特に独学で学ぶ場合に非常に役立ちます。
ギター演奏におけるリズムと音感の感覚は、音楽の基盤を形成します。リズムは楽曲の流れやテンポ感を保ち、演奏に生命を与えるもので、適切なリズム感があれば音楽はグルーヴィーに感じられます。
一方、音感は正確な音程を捉え、メロディーやコードの美しさを引き立てる能力です。この2つの感覚が連携することで、ギタリストは音楽の感情やニュアンスを伝えることができ、聴き手に深い感動を与える演奏が可能になります。
リズムと音感は経験と練習を通じて磨かれ、音楽表現の深化を促します。
コミュニティとの関わり - コミュニティとサポート
他のギタリストや音楽仲間との交流がモチベーションを維持する。
友達を作ると効果抜群!
他のギタリストや音楽愛好家と交流することで、インスピレーションを得たり、モチベーションを維持したりする。ライブ演奏やセッション参加など、コミュニティ活動に積極的です。
コミュニティに参加しよう
ギターの学習や演奏におけるコミュニティとの関わりは、成長とモチベーションを支える重要な要素です。
コミュニティは他のギタリストや音楽愛好者との交流の場を提供し、互いに技術や知識を共有することで、一人では到達しにくいレベルまでスキルを向上させることができます。
また、サポート面では、フィードバックを得る機会や、困難に直面した際の助け合いが可能になるため、挫折のリスクを減らし、学習を続ける動機付けとなります。コミュニティは、オンラインでもオフラインでも存在し、参加することで新たな視点や学びを得ることができ、音楽的なネットワークを広げることで、個々のギタリストが自身の音楽活動を豊かにします。
レッスンを受けてる人は、更に発表会などの交流会に積極的に参加する事で多くの人と繋がりを持つことが重要!
長く続けるための対策とアドバイス
ポイント
- 我慢と時間
コールスができるまでに我慢する。最初の数週間は大変ですが、それを乗り越えると演奏が楽しくなります。 - 小さな目標設定
日々の小さな進歩に目を向け、目標を達成することで自信を積み重ねる。 - 適切な教材や指導の利用
良い教材や指導者がいると、効率的に学べます。オンラインレッスンも選択肢の一つです。
ギターを続けるには、忍耐と正しいアプローチが必要です。挫折は多くの人が経験することですが、それを乗り越えることで得られる達成感は格別です。
また、これからギターを始める人のとっかかりとして下に0から学べるカリキュラムを載せておきますので参考にしてみてください。
まずはここから始めるおすすめのカリキュラム
ギターをこれから始める方は、まず適切なギターを選び、基礎的なコードやオープンチョードから練習を始めることが重要です。
メトロノームを使ってリズム感を養い、指先の痛みに耐えることでコールスを形成しましょう。毎日少しずつでも練習を続け、好きな曲を弾くことで楽しみながら学習を進めてください。また、オンラインリソースを活用し、コードチェンジの練習も怠らないように。テクニックだけでなく音楽性も大切にし、コミュニティに参加して他のギタリストと交流することで更に学びを深めましょう。
まずは、手始めにしたのリンクから順番に進めてみましょう。