ウクレレのコードダイアグラムの読み方
コードダイアグラムは下の図のコレです。
ウクレレを始めるにあたって押さえ方の動画や教本などはたくさんありますが、コードを覚えるにあたってこの表の見方や使い方を知っておくことは重要です。今回はコードダイアグラムと呼ばれるこの表の読み方について解説させていただきます。
1弦はどっち?4弦はどっち?
ウクレレのコードダイアグラムやギター、ベースのタブ譜とコードダイアグラム表の上部が1弦になっていて下に数えていきます。
ウクレレを横向きに置いた状態で上から覗いている様なイメージです。ウクレレを抱えている状態ですと、1番下の弦が1弦になりますのでイメージとしてはウクレレを4弦側から覗き込んでいるイメージです。
フレットの見方
フレットの見方についてですが、1番左側にある縦の線がナットになります。ナットはフレット換算ですと0フレットの扱いになります。
ナットについては二重線になっていたり線が太い線になっている場合もあります。また、コードダイアグラムに関しては他の線と同じものを使用すると高いフレットを使用したコードを記入する時に便利です。
左側の0フレットから数えて右に行くにつれて1フレット、2フレット、3フレット…としてカウントしていきます。
実践:コードダイアグラムの見方
さっそくですが、上記の項目を踏まえた上で実用的なコードの押さえ方を解説していきます。
まずは下のコードダイアグラムをご覧ください。
上記のダイアグラムの場合は
・2弦の1フレット
・4弦の2フレット
を押さえるという意味になります。気をつけたいのが1フレットを押さえる指定がある場合は1フレットと0フレットの間を押さえます。同じく2フレットを押さえたい場合は2フレットと1フレットの間になります。鉄部分の真上ではなく間を意識するようにしましょう。
開放弦ってなに?
では、フレットを何も押さえなくていい時はどうなるでしょうか?
何も押さえない0フレットの事を開放弦と言います。開放弦はそのまま何も押さえる指定の表記がありません。
上記の表はDmというコードのコードダイアグラムになりますが、
・1弦開放弦
・2弦1フレット
・3弦2フレット
・4弦2フレット
という表記になっています。
押さえる指はどれを使えばいいの?
押さえる指については特にルールはありません。同じコードでも複数の違った押さえ方が存在します。ではどういった基準で押さえる指を決めればいいのでしょうか?答えは単純に【押さえやすい指を使う】です。前後のコードの繋がりから押さえやすい運指の押さえ方や、自分の指の感覚として押さえやすい方法を模索するのがいいでしょう。参考として教本や他の人がどうやって押さえているかを真似てみたり、一般的に普及している押さえ方をそのまま使用するのもおすすめです。