この記事でわかる事 → ハーモニクスのやり方とコツ
ハーモニクスのやり方
ハーモニクスにはいくつか種類があります。
・通常のハーモニクス(ナチュラルハーモニクス)
・通常のハーモニクスの応用
・ピッキングハーモニクス
この記事ではナチュラルハーモニクスのやり方を解説します
ピッキングハーモニクスに関しては別項にまとめてますので下記リンクを参考にして下さい。
通常のハーモニクスのやり方
まずは下記のTommy Emmanuel氏によるFinger Lakesの冒頭の部分を聴いてみて下さい。
アコースティックギターでも非常に綺麗な響きのこの奏法です。
通常のハーモニクスが鳴るのは主に以下の箇所になります。
・5フレット
・7フレット
・12フレット
他にも鳴る場所はたくさんありますが、上記の3箇所は必須です。まずは5、7、12フレットでしっかりと音が出るようにしましょう。¥いn
①ハーモニクスポイントはフレットの真上
フレットを押さえる時は金属部分のフレットとフレットの間の位置である指板上を押さえていると思いますが、ハーモニクスを鳴らすときに注意したいのはフレットの真上にポイントがあるという事。
②押さえるのではなく触れるだけ
ハーモニクスはフレットを押さえるのではありません。フレットの真上に指を配置するだけで実際は弦に触れる程度です。ハーモニクスに関して力はまったく必要ではありません。
③鳴らしたらすぐに離す
触れる⇒弾く⇒離す
この一連の流れを素早く行えるように練習しましょう。初めはピックなどで少し強めに弾いてあげるとハーモニクスの感覚を捉えやすいです。
5・7・12フレットで試してみよう
ハーモニクスが鳴る様になったらそれぞれの場所でハーモニクスを試してみましょう。
ハーモニクスの応用
まずは下の動画をご覧ください。
Mile Dawes氏がカバー曲を演奏している動画ですが、演奏中にフレットを押さえながら様々なハーモニクス音を出しています。
この様に左手でフレットを押さえながらハーモニクスポイントに右手で触れ、余っている右手の指で弦を弾くことも出来ます。
5・7・12のポイントをずらせばいいだけ
ハーモニクスポイントですが、2フレットを押さえている場合
ハーモニクスのポイントも2フレット分だけズレます。
つまり今まで5・7・12だったハーモニクスポイントは
5フレット⇒7フレット
7フレット⇒9フレット
12フレット⇒14フレット
といった具合にずれます。
以上でナチュラルハーモニクスと呼ばれている奏法の解説はおしまいです。厳密に言えば5・7・12以外でもたくさん鳴る箇所は存在します。まずはハーモニクスのポイントを覚えていつでも弾けるようになりましょう。