それもコードの
Dについて。
ギターを始める人にとってコードのDは
地味に難しいですよね。
指が密集しちゃって音が鳴らなかったり、
5,6弦のミュートが届かなかったり
四苦八苦してるうちに何となく出来るようになって
いつの間にかギターを持って最初に弾くコードの
定番になっていたり^ ^
秦基博さんの鱗とかはおそらく
Dのコードを基に作っていったんだろうなとか
John MayorのStop This Trainも
Dが際立ってかっこいいですよね。
一般的なDの押さえ方
そんなDですが、
一般的なローポジションの
押さえ方がこちら
ウクレレで言うところのGと
同じ指のフォーメーションですね
簡単!Dを飾りつけ!
Dの形を維持したまま、
中指を取るだけで爽やかコードのDadd9に
小指を付けるだけで定番のDsus4に
他のコードと一線を画すのは1弦を少し弄るだけで
簡単にコードに音を付け足して遊べるところ!
Dの弱点
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5弦の扱いがあやふや
但し、ちょっとした弱点も。
Dの押さえ方を調べてみると
5弦の対処が曖昧
になっていませんか?
コードブックによって違うことが書いてあったり
論点は5,6弦のミュート(消音)について。
6弦はほとんどの場合ミュートが指定されていますが、
5弦は△と書いてあったり、○だったり×だったり
一体どれが正解なの?!
結論から言うと、
5弦と6弦はどちらも×です。
厳密に言うと5弦を解放にして弾いた場合
DonA(別表記だとD/A)になります。
Aという音はコードであるDの構成音に含まれるので
コードとしては別に違和感なく綺麗に響きますが、
アルペジオ等でAから始まったりすると
結構雰囲気変わります。
ベース音が4弦だと違和感が生じやすい
もう一つの弱点が
ルートと呼ばれるベースが4弦にある事。
さっきまで6弦全て鳴らしていて
倍音が気持ちいいなぁと思っていると
いきなり4弦しか使わないDがやってきて
その差に少し違和感を感じやすかったりします。
弾いている人の力量にも大きく左右されるかとは
思いますが、
物理的に6弦全て鳴らすのと4弦だけ鳴らすのでは
音量も倍音も周波数帯域
も変わってきてしまうので
変化を認識しやすくなってしまうのです。
限られた場合に発動出来るDの本気
Dってなんだかややこしいですね^^;
実はここからが本題なんですが、
Dの弱点をカバー出来る押さえ方があるんです。
それがこちら
Cの形ローポジションをえ
2つそのまま横にずらした形です。
テンションが9と13になるので
ⅠとⅤの時に使えます
Ⅳもなかなかいい。
キーがGの時のⅤに使用すると
なんだか不思議な響きでとてもよく馴染みます。
以上ローポジションから
転回するアレンジコードでした。
よかったら実用してみて下さい。