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ロングネックって何?種類と特徴
ネックの長さは2種類ある
ウクレレは簡単に弾けて、値段もお手頃で音も爽やかな為日本国内で非常に人気が高くなりました。日本人の体格にも合っていて少し大きめのウクレレや小ぶりのウクレレ、ギタレレというギターとウクレレが合体した楽器も登場しました。
今回はウクレレの種類の一つであるロングネックタイプのウクレレについて解説をします。
基本のボディサイズ
ロングネックを知るためにはまずはウクレレの基本的な規格について知る必要があります。ウクレレの基本サイズは以下の通りです。
ウクレレのサイズ規格
- ソプラノ
- コンサート
- テナー
サイズ比較は以下の通りです。
ソプラノ < コンサート < テナー
テナーが一番大きいサイズになりますが、更に大きいものにはバリトンというものもあります。更にはギターとウクレレの中間の楽器と呼ばれるギタレレなどもあってウクレレは様々なサイズで楽しむことが出来る楽器となっております。
ロングネックはどのくらい長い?
一つ上の企画の長さ
ロングネックとはウクレレのネックが長いウクレレになります。ネックとはウクレレの弦を押さえる部分の事をさします。
ロングネックサイズのウクレレ
ウクレレ規格 | ロングネックの場合のネック |
---|---|
ソプラノ | コンサートと同程度 |
コンサート | テナーと同程度 |
テナー | テナーと同程度 |
ポイント
この様に小さいサイズのウクレレが一つ上の規格のウクレレのネックを装備したものをロングネックと呼びます。
音域を増やして引きやすいメリット
ソプラノサイズなどのネックはフレット数が少なく短いため、弾きにくい事がデメリットでありました。一方ロングネックを選ぶことでボディのサイズはそのままで弦を押さえるネックの部分は一つ上のサイズを実装することが出来ます。
ロングネックはメリットが大きい
音域が広がる
伴奏楽器として凡庸性が高いウクレレですが、ネックが長いことで更に高音側がでるようになっています。つまり、ロングネックタイプはソロの音域が広く、高フレットでのヴォイシングを意識した演奏が出来るという事になります。
ポイント
ボディサイズ関係なく幅広く演奏できるようにロングネックを選ぶ人が多い!
ロングネックの音色ってどうなの?
音は変わらない
ロングネックと呼ばれるウクレレは通常の長さのネックのウクレレと音色に違いはあるのでしょうか?
ネックのサイズが伸びることでスケール幅や張弦のテンションが強くなります。つまり音が多少大きくなったり、サスティン(音の延び)が延びたりします。一方ウクレレのサイズによっての違いは非常にわずかなので結論としてはあまり気にならない程度の違いです。
ロングネックタイプのウクレレの値段は?
値段は変わらない
通常のウクレレに比べてロングネックタイプのウクレレはほとんど変わらない!
ソプラノウクレレロングネックなどで検索すると多くのウクレレを見つけることが出来ますが、高いものからリーズナブルなものまで様々な機種を見ることが出来ます。
ロングネックタイプのデメリット
サイズがネックの分だけ大きい
ここまででウクレレとして問題がない様に感じるロングネックタイプのウクレレですが、敢えて弱点を挙げるとするならばその大きさになります。
ウクレレの最大の利点の一つであるコンパクトさがネックが少し伸びてしまう為に少しだけ失われてしまいます。
しかしコンパクトである事に変わりはなく様々なサイズが製造されているウクレレにおいてはさほど大きな問題にもなりません。
まとめ:ロングネックタイプのウクレレがおすすめ!
最後にまとめとして、ロングネックタイプのウクレレで購入を迷われている人には是非ロングネックのウクレレがおすすめです。導入としてのウクレレは伴奏楽器として歌と一緒に演奏出来ればくらいにと考える人が多いですが、ウクレレらしい楽曲や雰囲気をもつコードなど様々なレパートリーを増やすにつれてロングネックの特性は非常に役に立ちます。