この記事の目次
小指が苦手な人の為のトレーニング方法
ギターを弾いていると小指が思うように動かないといった壁に当たることがあります。そんな人の為に 小指をトレーニングする方法を3つ準備しました。これを行う事で小指の柔軟性・スピード・パワー・安定性が身につきます。どうぞ お試しください。
トレーニング① 小指を狙った超筋トレ
参考動画
TAB譜
解説
メトロノームで合わせて弾く
これをインテンポでひたすら小指がつりそうになるまで行ないます。まずはBPMを安定して弾けるギリギリに設定し、慣れてきたら徐々にテンポアップしましょう。
他の指のペアでも練習
実践的では全くないので筋トレのフレーズと割り切って行うのが最適なトレーニングです。隣り合う二つの指を使って同様のフレーズが弾けますので、人差し指と中指のペアや中指と薬指のペアで行うことも可能。
BPMをレベルに合わせて上げる
トレーニングしたい指を使用して行いましょう。また、メトロノームを使用することで、トレーニングがスピードアップしていく軌跡を記録出来るので上達を実感する為にも是非使用してみましょう。
トレーニング②マイナーコードで小指トレ―ニング
参考動画
TAB譜
解説
マイナーコードで実践的フレーズ
マイナーコードのバレーコードを使用した小指のトレーニングです。こちらは①に比べてやや実践的です。小指でコードまわりをうろつく様なイメージです。
1フレットずつずらして練習
1弦は7th、2弦はⅣ(sus4)、3弦はⅠになるのでマイナーコードだったら曲中でも使用できるフレーズですね。これをひたすら1フレットずつずらして繰り返していきます。
トレーニング③地獄のハンマリング&プリング
参考動画
TAB譜
解説
ピッキングは1回のみ
指全体を追い込みたい時に行うトレーニングです。各弦ピッキングは1回のみ。あとは指の力だけで音を出していきます。音がボヤっとしない様にはっきりとだしていくことがポイントです。
出し切るのに最適
一日の終わりにギターを弾き足りないと思ったらこれをひたすら行って指の力をオールアウトしましょう。やりすぎて腱鞘炎にならない様に注意してください。
隙間時間でトレーニング
フィンガーグリップ
ギター演奏で特によく使う小指までピンポイントでトレーニングする事が出来る器具!
各指の場所だけ重さを調整可能なのでギター演奏に実践的な指を開いた状態でのトレーニングができます。
ポイント
各指に対して個別にグリップトレーニングが出来るギタリスト必見のトレーニング器具
フィンガーグリップを使って指を徹底的にトレーニングしよう!
フィンガーグリップのメリット
隙間時間でトレーニング
フィンガートレーナーでしたらちょっとした仕事合間の休憩時間でも簡単にトレーニングを行うことが出来ます。短い休憩時間でギターの上達に直結する練習をしたい方やデスクワークであまり机から離れる事が出来ない方などはちょっとした時間を見つけて場所を選ばずにすぐにトレーニングが出来る優れものです。
持ち運びしやすい
フィンガートレーナーをポケットにすぽっと入るサイズでどこにでも持ち歩きやすいデザインになっています。デスク上にも置くことが出来てさっと取り出してすぐにトレーニングを行うことが出来ます。デスクワークで一息つきたい時にふとギターの事を考えるときにフィンガートレーナーを取り出してギターに対する情熱を器具にぶつけてみてはいかがでしょうか?
指に集中したトレーニング
フィンガートレーナーは指をバラバラにトレーニングすることが出来ます。グリップタイプの握り込む器具ですと手を全体的にしか出来ないので指というよりは腕とから人差し指にかけての前腕トレーニングになってしまいがちです。一方でフィンガートレーナーを使用すれば指それぞれに負荷を設定出来ますので人それぞれに柔軟なトレーニングを行うことが出来ます。
フィンガーグリップのデメリット
少しだけきしむ
バネで負荷をかけるグリップがほとんどですが、バネは軋み音が発生します。わずかにしかならないものが多いですが繰り返しのトレーニングを行う場合は静かな環境だと目立ってしまう可能性があります。
値段が少し張る
ハンドグリップは100円均一などでも入手可能ですが、指が分離しているグリップトレーナーは1000円前後します。ハンドグリップに比べ様々なトレーニング方法が可能ですが、100円均一で十分という人にとっては少々値が張ってしまいます。
最後に:まとめと注意点
怪我には注意
以上3つトレーニングをご紹介しました。小指に限らず他の指もとレーニング出来るので一石二鳥なものもありますね。前述しましたが、こういったトレーニングフレーズは過度に行うと手への負荷がかかりますので、くれぐれも怪我には注意して行うようにしてください。
特に腱鞘炎はギタリストにとっては天敵です。適度に休憩をはさみながら行うのがベストでしょう。また、速弾きについてもこちらの記事のフレージングと関連する様な内容を別項で書いていますのでそちらもご参考にしてみて下さい。