ウクレレをある程度弾ける人であれば、フォームや弾き方、ピッキング方法などどんな種類があるのか更に気になりますよね。
そんな中ウクレレについての知識や技術に関する意外な間違いをご紹介致します。
座っている時の持ち方の間違い
座り方にはたくさん場合が想定されますが、練習を毎回立って行う方は稀だと思われます。
ソファーや椅子、座椅子やリクライニング等、寛ぎながらウクレレを持つ時のヘッドの位置やストローク位置はどうなっているでしょうか?
ウクレレは持ちやすい分、肘の位置や指の入射角がとても重要です。
しっかり固定出来ない場合はストラップをつける事を推奨します。
ヘッドはボディより高い位置で、押弦側の肘が楽にポジションにつける様にして下さい。
手首を使わない間違い
筆者は延べ何百人もの生徒様がウクレレを練習するのを見てきましたが、その多くが手首を固定してストロークをしてしまっています。
手首が固定されてしまうと肘で弾く事に繋がり、押弦側の手が綺麗にコードなどを押さえられていても綺麗な和音が鳴らなくなってしまう問題が発生します。
加えて指の向きも固定されてしまうので弦に激しく指が当たり、痛めてしまう可能性もあります。
ストロークは力を抜き、しっかりと手首を使ってあげましょう。
基本的な理論を飛ばす間違い
すぐに曲を弾いてウクレレを楽しむ事は決して悪いことではありません。むしろ非常に音楽的で楽しめているのであれば、ある地点までは理論的な事は知る必要はないでしょう。
しかし、4分音符や8分音符、16ビート、スケールコードの成り立ち等、こう言った知識を知っておく事の需要は、ウクレレを含めて音楽的に豊かになる為にとても重要です。
曲や音楽への理解が深まるきっかけになり、更に楽しくなるでしょう。
指の腹で弦を押さえる間違い
弦を押さえる時指の腹がペターっと弦についているのをよく見ます。これのデメリットは力が分散して効率的に弦を押せなくなってしまう事と指が横向きに広がってしまう為に他の弦を触ってしまい、計らずしも他の弦の振動を妨害してしまいます。
複数弦を同時に押さえる場合等は除いて基本的に弦は指先でなるべく接地面を少なくして押さえます。そうする事で少ない力で弦を押さえる事が出来、他の弦にも干渉せずに演奏が出来る様になります。
週末にまとめて練習する間違い
毎日の様に弾いていたウクレレも大体が決まって、しばらくすると忙しくなり弾かなくなります。
毎日5分でも弾けばすごく上達するという訳ではありませんが、週末にまとめて30分弾くよりは短い時間でも毎日練習しましょう。
楽器は特にある程度の地点からは成長があまり実感出来ない程にゆっくりになります。
そこで新しく習った事を次の週末に忘れかけて、毎週同じ場所で地団駄踏むより、毎日少しずつ延ばしていくことが重要です。
1日も怠らない様に「コードを1つ覚えた」「1小節出来た」程度でいいので先に進みましょう。