ポイント
オルタネート/ストロークピッキングのやり方
オルタネートの意味
オルタネイトピッキング(alternate picking)は
ギターやベースなどの弦楽器を演奏する際のピッキング技術の一つです。この方法では、連続する音符に対して交互にアップストローク(弦からピックを離す方向)とダウンストローク(弦に向かってピックを動かす方向)を使います。具体的には、最初の音符をダウンストロークで弾き、次の音符をアップストロークで弾き、それを繰り返すというものです。
オルタネートピッキングのメリット/デメリット
長所
メリットとして代表的に上げられるのは、交互に弾くことによるリズムの安定性とスピード。必ず交互に行う事で、ピックは同一の運動軌道を辿りやすくなる為一定のリズムをキープしやすくなる。また、一方方向のピッキングを連続で行うよりダウンの後にアップ、アップの後にはダウンを行ったほうがスピードは圧倒的に速くなる。
また、アーティストのフレーズをコピーする時等はは弾き方を解析する段階で一つの指標になる。
長所/メリット
- 安定性
- スピード
- 効率
短所
デメリットとしては、変拍子等に対応しづらく、偶数拍子との相性からか、オルタネートを意識し過ぎると3連譜など奇数拍子は弾きにくく感じてしまう。しかし、こういった拍子でもオルタネートを基礎にして対応することが出来るため、メリットと比べるとそのデメリットはごく僅かである。
短所/デメリット
- 安定性
- スピード
- 効率
一般的なオルタネートの実用
リズム譜が分からない人はまずはこちらから
まずは8分音符から見てみます。
16分音符の場合はストロークの回数は8分音符の倍なので
16分音符と8分音符が混ざると16分音符を優先することになりますので、
オルタネートをする際の注意
オルタネイトは必須ではない
ここまで基本的なストロークやピッキングにどうオルタネート奏法が実用できるかを書きましたが、あくまでの奏法ひとつですので正解・不正解といった事は意識しないようにしましょう。
なによりも演奏を楽しむことが大切
技術的な奏法などは音楽的表現とは切り離して考える事が楽しむコツになります。これからストロークや練習に打ち込むギタリストは僭越ながら良ろしければ世界的ベーシストであるビクターウッテンの音楽教育に対する考え方に目を通すことをお勧めいたします。TEDで技術的な発展や音楽的な発展について述べています。