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ギターはストラップを付けて弾いた方がいい理由
ストラップと言えば立って弾くときにギターを肩からつるすために必要な道具です。ストラップがなければ立ったままではギターを固定する事が難しく、激しいプレイなども出来ません。
一方で座って演奏する場合でも同じようにストラップを付けて弾いた方がいい事は意外と知られていません。
何故座っている時でもストラップを付けた方がいいのか、今回はその理由を解説していきます。
ギターの位置は姿勢で全然違う
賢明なギタリストの皆様にとっては釈迦に説法ですが、立っている際のギターの位置と座っている際のギターの位置は全然違います。
抱えている時はギターを覗き込む様な姿勢に自然となっているのではないでしょうか?
膝の上に乗っていて指板を覗き込んでいる姿勢の時のギターの位置はかなり高いです。
一方で立っているときは座っている時と比べて低い位置もつ事が多いです。
座っている時と同じ位置にする
ストラップの利点としては立っている時にでも高さを様々な位置で固定できる事です。
座っている時に覗き込めたギターが立って持つと覗き込めなくなってしまった場合ストラップを短くして抱える様にして持つ事で同じ様に弾くことが出来ます。
ストラップを短くして高い位置で持つ
座っている状態と同じ感覚でギターが弾けたらいいなと思う人はストラップを短くしてギターを抱えられる程高い位置に調整します。
高い位置で固定する事で手の角度や押弦の感覚などは座っている状態とほとんど変わらずに演奏する事が出来ます。
高い位置で固定すると演奏しやすく、高速フレーズやテクニカルな奏法などもやりやすい一方で、見た目が不人気という側面もあります。
超絶プレイで有名なギタリストのリッチーコッツェンはインタビューでこの様に応えています。
ギターを高い位置で持っているのも見るだけで演奏を聴く前に店を出るね
姿勢が最も重要!ギタリストは体を壊しやすい?!
ギタリストは同じ姿勢長時間練習するとそれだけ練習する時の姿勢が体の負担になります。
特に背中が丸まっていたり、ギターを膝に乗せたまま何時間も演奏していたりすると知らないうちに何故か足が痺れていることがあります。
蓄積された負荷が腰痛や背中に現れ、坐骨神経痛やヘルニアの要因になります。特にエレキギターは3kg程あり、細いボディを膝に乗せ続けると足への負担もあります。
ギターを持つ位置だけでなく姿勢の矯正にもストラップは重要なアイテムです。座っている時もストラップは必ず付けて練習をしましょう。
座っている時と立っている時用のストラップを別で準備しておくのがベストです。
座っている時のストラップの長さの基準は背中を真っ直ぐにして楽に維持できる程度の位置にしましょう。
また、その時ののギターは膝につく位置でストラップで吊っている重さと半々程度になるくらいが好ましいと言えます。
ジャンルによって変わるギターの位置
ジャンルによってギターを抱える位置にも傾向があります。
激しい音楽になればなるほどギターは低くなり、お洒落な落ち着いた音楽になるほどギターの位置は高くなります。
・ビートルズ
・リーリトナー
・サンボマスター
・レイジアゲンストザマシーントムモレロ
・ヌーノベッテンコート
・スラッシュ
・ザックワイルド
・ビリージョーアームストロング
ストラップのおすすめはこちら
ストラップは通用4000円から5000円程するものが多いです。柄物を買うと特に痛い出費になります。
今回は座っている時のストラップに焦点を絞ってコスパを重視してご紹介します。
かなり安く購入する事が出来るので家用のストラップとしてはかなりおすすめです。
長さ調節も簡単に出来ます。使い方としては長さを設定したらミシンで塗って固定するかピンなどを指して固定しましょう。