CANAREってどんなケーブル?
スタンダードケーブル
CANARE(カナレ)はいうなればTHE定番のギターケーブルになります。入門者~中級車の定番のシールドであり、どこのスタジオにも高い確率で置いています。CANAREをスタンダードとして様々なケーブルと比較する事が出来ますし、価格帯もケーブルのクオリティから考えると非常にコスパに優れています。
国産メーカーで安心
カナレ電気株式会社が製造販売している製品で国産の製品なので安心です。カナレ電気株式会社はギターシールド以外にもHDMIケーブルなど高精度電化製品などを取り扱っている会社です。
普及しているには訳がある!CANAREがいい所と今一つなところをご紹介します!
カナレがおすすめな理由
カナレがおすすめな理由
価格が安い
なんと言っても価格が安いという事があげられます。ギターのアイテムをある程度揃えたいと感じ始めたときにエフェクターやアンプ、パッチケーブル等様々な出費を考慮しなければいけません。
ケーブルもコンパクトエフェクターやステージングを考慮して様々な長さを揃えなければなりませんが、CANAREは安価に買えますのである程度の品質で揃えたい人にとっては非常におすすめのケーブルになります。
Monster CableやProvidenceなどのケーブルの価格帯に比べてほとんど半額程の値段しかしません。
入手しやすい
CANAREはほとんどの楽器店で見つける事が出来ます。CANAREをおすすめされたらとりあえずギターがおいてある様な楽器店に出向けばほとんどの場合見つける事が出来るでしょう。
また後述してある通り、出先でケーブルにトラブルがあった場合でも楽器店があれば同じものを入手できる可能性が高いのでトラブルに対応する事も出来ます。
替えが効く
CANAREは替えが効きやすいです。出来る事ならいつも練習している環境で実践でも演奏したいですよね。CANAREでしたらスタジオでレンタルもしやすい為、忘れたり故障した時でもすぐに替えがききます。
替えが効きやすいと様々なトラブルに対応する事も出来ますので、ある種現場には非常に強いスタンダードなケーブルになっていると言えます。
カナレは丈夫
CANAREはとても丈夫!スタジオなどではケーブルが入り混じって足場がなくなって間違えて踏んづけちゃってもなんのその!CANAREはとても丈夫に出来ていて断線もしにくくなっています。また、CANAREはスタンダードなケーブルになっているので、修理方法も普及していて直せる人も多いです。
そういった意味でも長寿ケーブルとして扱うことが出来てコスパにも優れていると言えます。
サウンドの安定感
CANAREは、フラットな音質と謳われています。フラットとは音が半音さがるという意味ではなく本来のギターの持っているサウンドになにも変化をもたらさずに力を発揮してくれるという意味になります。
突出して特徴的な音になるわけではありませんが、サポートアイテムとしてはフラットに音を伝達してくれるアイテムは非常に重宝します。
カナレのいまいちな所
いまいちな所
廉価版ケーブル?
2000円程で購入できるケーブルで手軽に入手できる反面、他の人気ケーブルに比べてメインで使用されているイメージがありません。販売されているケーブルの中では高級ケーブルの廉価版という位置づけになっている印象です。
音が劣化する?
バランスよくフラットに音を通してくれるカナレですが、やはり高級ケーブルと比べると音質で劣るという意見が数多く見られます。一方でケーブルによる音質の違いが全く分からないという人も同程度いて結局耐久性が重要という観点からカナレを選ぶ人が多いようです。
カナレの評価
カナレの総合評価
カナレのの唯一の弱点は値段の安さからくる廉価版扱いという点です。一方で耐久力や普及率から選ばれる国産の誇りブランドでもあります。音質に関しては、大音量で聴かない限りはプロでも違いが分からないほどなので十分といえます。つまりカナレは廉価版の評判さえ気にならなければファーストチョイスケーブルです。
カナレ買うなら要チェック
シールドを購入しようと考えている人は以下の点に要注意です。
長さに注意!
シールドには長さがあります。1mで十分と考えて購入すると意外と短かったりしますので注意が必要です。基本的にはライブで使うのか家で使うのかはあらかじめ決めておくと選びやすいかと思います。
ポイント
家用なら1mで十分!ライブ用なら3m~は必須!
メーカーを統一する
シールドにはメーカーごとに特性があります。メーカーの中にもそれぞれ違う特性を持ったシールドがあって区別されています。エフェクターを使用する場合などはシールドを複数使用しますが、バラバラではなくメーカーを統一する事で特性も統一出来て、特性を相殺するようなことを避けることが出来ます。