ギターストロークを弾くのにとても便利な ピック。ギタリストに必須の道具といえるでしょう。いざ買おうとなると色々種類があってどれ選んでいいか分からないですよね。この記事ではおおまかに、
の面から考察して紹介して行きたいと思います。ちなみにピックは一枚¥100程で、ネットだと10枚単位等で売っている事が多い。
形状
トライアングル(おにぎり型)
まさにおにぎりの形^^
一番手裏剣投げしやすい。
ピッキングするとき3箇所使えるのでコスパ的には3倍おいしい!持つ面積も大きい為グリップしやすいのと、ピックの面積が大きいのでかわいいデザインが多い形状。角がすごい尖ってる物や緩やかに尖っているもの等。同じ おにぎり型でも弾きやすさは大きく違う。
人気のかわいいピック
ティアドロップ
その名の通り涙型。ピックと言えばこの形を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?均等なおにぎり型に比べティアドロップ型は一角だけ伸びて、ピッキングするのに特化しています。
装着型ピック(サムピック・フィンガーピック)
サムピック(親指装着型ピック)
サムピックはトミーエマニュエルやフィンガースタイルのギタリストに好まれて使われますね。名の通りサム(親指)に装着して本来親指で弾くフレーズを装着したピックで弾く。
サムピックは複雑な形状のせいからか、同じサイズ内でもフィット感が大きく違い、店頭で購入する場合は一つずつ試着することを強くおすすめします。
フィンガーピック
各指に装着し、物によって指は直接弦に触れる事なく弾く事も可能。フィンガースタイルで有名なスンハジュン等も愛用している。
このピックの良いところは自爪の管理がとても楽な点。慣れるのにかなり苦労する。
硬度
THIN
やわらかいピック。音質への影響は「さわやか」で耳当たりが非常にいい。アコギをコードストロークする時は重宝
MEDIUM
中くらいの強度
暑さは0.7mm前後。
単音弾きからストロークまでなんでもござれの丁度いい強度。初めての方はこの強度のピックから始めるのがオススメ。メーカーによってデザインや持った感じが大きく変わるので色々試してみるのも一つの楽しみ方。
筆者のお気に入りはこちらのghsのピック。
お気に入りのピックがあるならまとめて大量に購入するのが一番安くあがるので更にオススメ!
HEAVY
一番固いピック。 暑さは1.0mm前後。指でぐいっとやれば撓ったTHINやMEDIUMと違い、思いっきりまげても曲がらない程固い。その分楽器へのパワーを直接伝えてくれるので扱いになれれば様々な可能性を見いだせる厚さでもある。小さいティアドロップ型のHEAVYは
メタル系や速弾き系の人に人気。
EXTRA HEAVYなどHEAVYの上位互換もありますが、HEAVYと名のつく物は基本的に超固いです。なにより手裏剣投げがしやすい。
素材
結局ギターは弦を弾ければえ硬貨や歯とかでも弾けるので素材はものすごく多岐にわたります。その中でも基本的にピックは
プラスチック(セルロース、デルリン、ナイロン、etc)
で形成されているのが多く、
他にも
鉄、木材、鼈甲(ベッコウ)、象牙
などを使う物もありますが、やはりプラスチック以外の天然素材加工製品は値段が格段に上がり、商品も比較的コンスタントな入手が難しい為プラスチックが多くのシェアを獲得しています。
ピックに関して素材を追求するのってかなりマニアックですが、この機会ですのでプラスチックの中で素材別に機能性を比較してみました。ナイロンの特性を1とした場合の、
重さ・弾性・伸び・硬さ・曲げ強さ
の比較表を作成してみました。
ピッキングに関して関係ありそうな特性を選んで比較データを作成しています。。
特殊加工
へこみ
大人気JAZZⅢのピック。エリックジョンソンモデルのピックも同じ形状でいい感じ^^
サイレントピック
最近結構使ってる人いる。弾いた感じは固めの光沢紙をくり抜いたような手触り。これ使って練習出来る事は限定されるが、消音に悩んでる人には画期的なアイテム。
ベーシスト用のピック。
革新的な高級ピック
このサイズは1.5mmのすごい厚いタイプ。値段が高いのが財布に痛いがプレイに大きな変化が?!様々なアーティストが使ってみてその指にしっくり来る感覚を実感しているそうです。
という事で紹介してきましたが、最後にやっぱり万能なのはおにぎり型のMEDIUM。手裏剣遊びが捗るので。