一般音楽

4段階で誰でも耳コピができる完全ガイド|初心者でも今日からできる最短ルート

2021年8月15日

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mimi

音楽経験が浅い方でも、コード進行の耳コピは たった4つのステップ を踏むだけで驚くほどスムーズに習得できます。

難しい音楽理論は一旦忘れて構いません。この記事では、初心者でも短時間で成果を実感できる「再現性の高い耳コピメソッド」をご紹介します。

素人ぴよ
素人ぴよ
耳コピって理論を勉強しないとできないイメージなんだけど…やっぱり難しいの?
確かに複雑な曲は理論が必要だけど、初心者が耳コピするレベルの曲は案外シンプル。コツを押さえれば誰でもできるよ。
手練れワン
手練れワン

今回紹介する4ステップは、面倒な暗記や高度な分析を避け、初心者でも必ず成果が出る構成になっています。
最初の数曲をこれで耳コピできれば、自分の力だけでコード進行を解読できるようになります。

STEP1:チートシート(ダイアトニック一覧)をダウンロードする

耳コピを成功させるためには、まず「正しく候補を絞る道具」を持つことが重要です。

今回使用するのは ダイアトニックコードの一覧表(チートシート) です。
ダイアトニックの意味が分からなくても問題ありません。単純に「よく使われるコードが一覧化された便利ツール」と考えてください。

必要なもの

  • ダイアトニック一覧チートシート
  • 書き込み用メモ
  • ギターまたはキーボード

PDFをスマホに保存しておくと、耳コピするときにすぐに開けて便利です。

STEP2:曲の「キー」を探す

キー(調)とは、曲全体で使われる音の中心のことです。
耳コピではこのキーを先に確定しておくことで、使われるコードの候補が一気に絞られます

とはいえ、キー探しは驚くほどシンプルです。

1)ドレミを弾きながら音源に重ねる

音源を流しながら、ギターで ドレミファソラシド を順に弾いていきます。
合っていないときは違和感がありますが、正しい音階に重なると自然に「ノリノリで弾ける感覚」になります。

へたれねこ
へたれねこ
なんか音がぶつかる感じがしたら、それは別の音階だからすぐ横のポジションに移動するよ!

2)合う場所を探したら、その最初の音が「キー」

例えばドレミを 5フレットあたりで弾いたときに急に音がハマったなら、そのときの最初の音がキーになります。

少し迷うのは普通です。違和感があれば半音ずらしながら繰り返しましょう。

STEP3:ベース音を探す

コードを当てる前に、曲の「土台」になっている ベース音(低音) を探します。
これが分かればコード候補が一気に絞られるため、とても重要な工程です。

ベース音を探すコツ

  • 曲を聴きながら、低音を口ずさんでみる
  • 合っている必要はないので、とにかくベースの動きを真似する
  • 例:ド → ファ → ソ → ソ など、感じたままメモする

最初は正確でなくても問題ありません。
ベーシストになったつもりで低音の流れを追うと、驚くほどベースラインが聞こえるようになります。

ベース音チェックのポイント


低音だけに集中すると分かりやすい
メロディを追わない
完璧じゃなくてOK

ここで得た情報をもとに、次のステップでコードを確定していきます。

STEP4:チートシートを使ってコードを当てはめる

キーとベース音が分かったら、いよいよコードを絞り込みます。

1)キーの列を開く

ダウンロードしたダイアトニック一覧表の「該当するキーの列」を探します。

2)ベース音に一致するコードを探す

例えばキーが C の場合、ベース音が G(ソ)なら…

  • Cキーのダイアトニックコードの中に「G」は存在する
    → よってこの部分は Gコード である可能性が高い

3)コードが見つからない場合

以下の可能性があります。

  • ベース音の聞き取り違い
  • キーの選定が違う
  • おしゃれコード(テンションコード、代理コード)が使われている
  • 転調している

特に JST・アニソン・シティポップには代理コードが頻出します。

こうした曲を深掘りしたい場合は、以下の記事でダイアトニックコードの仕組みを学ぶと理解が早まります。


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まとめ:4ステップなら初心者でも耳コピは必ずできる

耳コピは「才能」ではなく「手順」です。


  • step.1

    チートシートを用意


  • step.2

    キーを探す


  • step.3

    ベース音を拾う

  • step.3

    ダイアトニック一覧でコードを当てる


この流れを踏むだけで、誰でも確実に耳コピができるようになります。
特にベース音を捉えられるようになると、耳コピの精度とスピードは劇的に向上します。

継続して数曲チャレンジすると、今まで聞こえなかった音が明確に分かるようになります。
ぜひ今日から実践してみてください。

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