
よくインピーダンスって耳にしますね。
電子機器に纏わる用語で重要な役割を担っています。
ギター関連ではエフェクターなどの説明に
インピーダンスがどうのとか書いてありますが、
あれって実のところ何のことなのか、
またどう音質に影響を及ぼすのかを考えたいと思います。
インピーダンスとは
音楽をやりたくてギターを始めたのに、、、
電圧がどうのとか気にかけててる人は
余程マニアックに見える!
ですが、意外と電気は重要な要素の一つ
ノイズや音質に
大きく関わってきます。
ハイインピーダンスとローインピーダンス
スピーカー等通している場合
音の信号は一旦電気情報になってから
伝わる為、電圧や抵抗値によって
何かしらの影響 を受けてしまう!
音響的にインピーダンスは
に分類されるが、数値として
どの値以上がハイインピーダンスと
いった具体的な定義は無く
入力や出力に対する相対的な値になる。
一応、ロー→4~16Ω ハイ→~数KΩと
なんとなく定義づけている方もいるみたいですね。
ローからハイへの受け渡し
電流と電圧と抵抗の関係は、
ですので、
抵抗が上がると電圧は上がる
抵抗が下がると電圧は下がる
要するに、
抵抗値が高いハイインピーダンス
↓
より大きな抵抗値
になり、
その分のノイズが乗りやすく電圧が大きい。
一方、
ローインピーダンスは抵抗が少ない分
↓
ノイズ等が乗りにくいが電圧は小さい。
出力に対して受け取る入力が小さいと
正確な情報が伝達されず、
元々出力された情報に対して
不十分な情報になる。
ですので、
インピーダンスの値は
音質に直接的に影響があるのです。
インピーダンスバランスの理想
要するに受け口を広く(ハイインピーダンス)、
受け渡しをコンパクト(ローインピーダンス)にする事で、
効率よく音質をなるべく損なわずに
伝達する事が可能になる様です。
これは電気を介したジャンルの
音楽文化独特の悩みですね。
筆者の知り合いのマニアックな人達は
アンプに流す電圧を変えたりする事で
音がどのように変化するか
実験をニヤニヤしながらやっていました。
これはインピーダンスと
電流の関係を利用した音質の変化実験ですね。
正直故障覚悟になるので
実験したい方はご自分の機材でやるのがオススメです。。
コンパクトエフェクターのインピーダンス
ちなみに私のお気に入りのディレイのDD-7は
DD-7詳細
入力インピーダンス |
1MΩ(1000000Ω) |
出力インピーダンス |
1KΩ(1000Ω) |
になっております。
エフェクターを組んでいるギタリストの
足元を見てみると必ずと言っていい程、
電源供給用にしっかりとした
アダプダーを組みこんでいます。
DD-7は、50ms、200ms、800ms、3200msという通常のディレイのほかにも、さまざまなディレイ・サウンドを創り出す多彩なモードを搭載している。アナログ・モードでは、現在でも人気の高い往年の名機DM-2の特性をモデリング。アナログ・ディレイならではの温かみのあるサウンドを表現することが可能。
電源ユニットとインピーダンスや
電圧・電流の関係をふまえて
1から音作りに拘ってみるのも
楽しいかもしれませんね。