ギター【プリング】やり方と方法解説

投稿日:2019年11月26日 更新日:

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ギターにおけるプリングのやりかたについて方法を解説します。

プリングとは

プリング[Pulling]−引っ張るいう意味を持つ用語で、ギターで用いられる際は押弦している側の手で弦を直接引っ張って音を出す事を指す。弦を押さえている側の手だけで音を鳴らす事が出来るのでピッキングを省く様なフレージングを行えるメリットがある。

フレーズの中でのプリング

フレーズの中で使用されるプリングはこういった感じになります。

プリングの表記方法

プリングは基本的には上付きの括弧線とpで書かれます。下のTAB譜をご覧ください。

また、プリングは2回連続で使用されることもしばしばあります。

参考:ギター始めるなら必ず知っておきたい【TAB譜】の読み方

プリングのやり方

プリングはその名の通り弦を引っ張りますので、押したフレットの弦を以下の動画の様に引っ張ります。この時真下に引っ張った後に指を浮かせるイメージになります。

1音のみのプリング

まずは一番プリングのやりやすい1弦を使用して練習をしてみましょう。1弦の5フレットに人差し指を置いたままにし、薬指を使って同弦7フレットをプリングします。

2音プリング

次は2音連続で行います。人差し指は先ほどと同様の5フレットに据え置きにし、今度は薬指で7フレット、中指で6フレットを連続でプリングしていきます。

7フレットをプリングするときは6フレットの中指は据え置きにし、6フレットをプリングするときは5フレットを据え置きにします。

プリングの応用フレーズ

最後にプリングを利用した応用フレーズをご紹介します。コードのDsus4からDに行く流れで使用出来るプリングフレーズです。

使用するコートは以下の2点になります。

・Dsus4

・D

実際に聴いてみましょう。

この様にコードに対してワンポイントとして入れられるのもプリングフレーズの魅力です。

おわりに:有効!プリングフレーズ

以上がプリングについての解説になります。様々なコードフォームやフレーズに対してとても有効に利用できる奏法の一つになりますので、是非とも習得しましょう。

プリングはハンマリングに比べて習得するのに時間がかかる傾向にあります。また、指が固くなって少し引っ掛かりが出来てからの方が音がなりやすかったりもしますので、コードを押さえる事やアルペジオ等が上達してから少しずつとりかかるのもいいですね。

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