ウクレレは1種類だけではない!
安くて手に入れやすいウクレレ。ハワイアン文化が浸透して流行って来てからウクレレの甘い音色に癒されている方も多いのではないでしょうか。
サイズによって呼び方が変わる
そんな何気なく目にする事のあるウクレレですが、ウクレレって色々なサイズあるの知っていますか?
小さなウクレレの中でも大小あって規格や音色はそれぞれとても特徴的です。今回はそれに纏わる呼称とどういった演奏形態に向いているのかをサイズが小さいものから順にまとめまた、例外的なものや特殊なものまで焦点を当ててみたいと思います。
ウクレレの3種類
サイズは3種類
ソプラノが小さくて、コンサートがスタンダードサイズ、テナーが大きいウクレレです。
それぞれのサイズの特徴
ソプラノ
一番小振りなウクレレ。とても扱いやすい。オモチャみたい^^;
特徴
音も軽い。持ち運びが非常に楽なウクレレですがそんな中でも更に持ち運びやすい小型のサイズ。持ちやすさは演奏者の体型や体格によるが、体が大きい人は逆に弾きづらい場合もある。おもちゃ屋等で売っているサイズはこのタイプかそれよりも小さいサイズのものが多く、そういったものを選ぶときは気をつけないと弦の張力にペグが耐えきれずに調律が出来ないものまで時々ある。
ソプラノと呼ばれるだけあって高音域にハリがあり、音色が明るい印象を受ける。フレット幅が狭いのが難点。
コンサート
特徴
ソプラノサイズより少し大きいサイズ。見た目ではあまりソプラノと変わった感じがしませんが低音部の輪郭も出てきてるような印象。ウクレレは持って演奏してみないと見えてこない部分多い。コンサートサイズとは呼ばれますが、コンサートで演奏するときはコレ!という訳ではなく単純に規格サイズの事をコンサートと言います。
一番スタンダードでおすすめのサイズ
フレット幅はソプラノに比べて広くとても弾きやすく感じる人もいる。ウクレレはサイズに比例して値段も上がるのでこれから始めたいけど何がいいか迷っている方はこのくらいのサイズが値段的にもお手頃。
テナー
テナーサイズは凡庸性の高いコンサートより更に大きいサイズのウクレレウクレレで日本一有名といっても過言ではないジェイクシマブクロさんもこのサイズの愛用者
特徴
テノールと言われるだけあって歌物等の主旋律を弾くのに適したウクレレと言えるウクレレは基本的にサステインがなく弦振動の減衰が顕著だがテナーサイズほどになるとソプラノと比べて音の発生から減衰までの寿命の差は歴然サイズが大きくなるにつれボディにメカを仕込みやすくなるのでシール貼って装飾したりキーホルダーをぶら下げたりするのもひとつの楽しみ方でいいのではないかと思います^^
テナーより更に大きい:バリトン
特徴
バスとテノールの間の声域で表されるバリトン。一般的なウクレレに比べチューニングとサイズでかなり低音域をカバーしている。一般的なウクレレのチューニングに対して、バリトンは全弦4音下げて合わせるので一般的なウクレレの中では亜種になる。通常のギターの1~4弦のチューニングと同じになりますので、ギターとウクレレの中間的楽器ですね。テナーサイズより更に低音の輪郭が増す。
サイズ別比較
前述した通りウクレレのサイズ比較は
ソプラノ < コンサート < テナー < バリトン
といった具合にサイズ分けされている。サイズに伴って奏でる音色も変わるので楽器店にお立ち寄りの際は際は是非聴き比べてみてみて欲しい。
おまけ:ギタレレ
ギターとウクレレが合体
特徴
チューニングはウクレレと同じだが、6弦楽器なのでギターのチューニングを4音上げた状態と同じと考えた方が分かりやすい。弦数と使用減がギターと同じチューニングとサイズはウクレレ寄りギタレレの浸透度は低い何故なら音の高いだけの小さいガットギターじゃん!って感じに若干モヤッとする様な楽器だからである。
YAMAHAは奇抜な楽器を出す
YAMAHAはこういったひねった商品を多く発売していてサイレントギターやギタレレやら、なかなかに楽器開発に於いては前衛的。
サイズによって違う?サスティンとローGって何?
サスティン
ポイント
サスティンはサイズが大きいウクレレの方がある
サスティンとは?
音の延びのことをサスティン(たまにサスティーン)、音の延びのことをサスティン(たまにサスティーン)と言いますが、英語の発音ではサステインが正解。サステインの方が日本語ぽいのにどうしてわざわざサスティンて発音重視の様な呼び方に変化したのか不思議ですよね。むしろその呼び方の方が発音的には間違っているのに…どうやら業界用語として浸透している様ですが、サステインを普及させた方の英語のリスニング能力がかなりジャングリッシュ寄りで大御所だった為に誰も意見できなかったのではないでしょうか^^;
ハイGとローG
ウクレレの4弦はハイGとローGと別れていてそれぞれに使用する弦が違う。更にはバリトンはバリトン用の弦もあったりでゲージも絡んでくるとウクレレは意外にもややこしい。。いう訳でウクレレのサイズを余談をふまえながら紹介しましたが色々選べてウクレレはとても個性的ですね。人々が魅了されていくのもとてもよく分かります^^
ポイント
ローGは取り付けられるウクレレと取り付けるのに工事が必要なものがあるので購入段階で注意しておこう