この記事の目次
THRってなに?
Yamaha THR(Tube Hybrid Receiver)は、特にギタリストやベーシスト向けに設計された一連のデジタルアンプシミュレーター。
Yamaha社が出すコンボ型のギターアンプです。Yamaha社とは超一流のメーカーで様々な業態がある会社です。安定した品質を提供しながらも時代の先端をいく技術などを活用した新進気鋭の商品も開発しています。
今回の記事では今話題のギターアンプ「THR」のスペックや評判をご紹介していきます。
THRの11個の特徴
1、ハイブリッド技術
THRはデジタル技術とアナログ技術を融合させています。デジタルシミュレーションでアンプの音を再現しつつ、アナログ出力段を持っているため、リアルな音質を提供します。
2、多彩なアンプモデリング
THRシリーズは、さまざまなクラシックなアンプのモデルを内蔵しています。ビンテージのアンプから現代の高性能アンプまで幅広くカバーしています。
3、内蔵エフェクト
リバーブ、ディレイ、エコーなど、基本的なエフェクトが内蔵されており、音作りの幅を広げます。
4、ポータビリティ
多くのモデルがコンパクトで、内蔵バッテリーで動作するため、持ち運びが容易です。これにより、リハーサル、スタジオ、ライブ、さらには自宅での練習でも使えます。
5、Bluetooth機能
一部のモデルではBluetoothをサポートしており、スマートフォンやタブレットから音楽を再生して、その上で演奏することができます。これはバックトラックと一緒に練習するのに便利です。
6、スピーカーシステム
THRは内蔵スピーカーを持ち、特に小音量でもリアルなアンプの音を再現するように設計されています。また、ヘッドホン出力もあり、深夜の練習や録音時に役立ちます。
7、USBオーディオインターフェース
多くのモデルがUSBを介してコンピュータと接続でき、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)と連携してレコーディングや編集が可能です。
8、直感的な操作性
フロントパネルに配置されたシンプルなコントロールで、音作りが直感的に行えます。ディスプレイも備えているモデルがあり、設定の視覚化が可能です。
9、音質のリアルさ
特に高評価なのは、さまざまなアンプシミュレーションのリアルさと、どの音量でもそのキャラクターを保つ点です。これは小音量での練習でも本物のアンプのような感覚を得られるという意味で重要です。
10、エコシステム
YamahaはTHRシリーズに関連するアプリやソフトウェアも提供しており、さらに細かな設定やエフェクトの追加、プリセットの管理が可能です。 THRシリーズは、プロフェッショナルから初心者まで幅広いユーザーに向けて、手軽に高品質なギターアンプ体験を提供することを目指しています。THR5/THR10のスペック
THRシリーズには基本の「THR5」と上位モデルの「THR10」があります。
通常のSparkとスペックを比較
青い文字がスペックの違い
Sparkの違いをまとめ
上記の表で違いを青色にしてあります。
まとめ
- THR10はTONEノブ搭載(BASS,MIDDLE,TREBLE)
- THR10は3種類多い(bass,aco,flat)
- THR10は本体保存機能あり(5つまでカスタムを保存可能)
- THR10がAUX/USBで出力調整可
- THR10が少し大きい
- THR10が少し重い
音量が気になる?
THR5とTHR10は両方とも10W(5W+5W)ですので、室内用として十分な音量が出ます。
ですが、室外で使いたい人は少し物足りないくらいの出力なので室外用のアンプをおすすめします。
ポイント
小型のアンプとして室内で使用されることが想定されている!
インターフェースとして使用する事で出力関係なく使用する事が出来る!
THR5のおすすめポイント
ここがおすすめ!
- コンパクトさとポータビリティ: THR5は非常に小型で、内蔵バッテリーにより完全にポータブルです。これにより、どこでも気軽に持ち運び、練習やセッションが可能です。
- 高音質: 体積の割に非常に高品質な音を再現します。小音量でもアンプのキャラクターを保つ設計が施されており、深夜の練習やアパート生活でも活躍します。
- 内蔵エフェクトとモデリング: 多彩なアンプモデルとエフェクトが内蔵されており、多種多様なサウンドメイキングが可能です。
- 直感的な操作: シンプルな操作パネルで、初心者でも簡単に使いこなせます。
- 価格性能比: 比較的リーズナブルな価格で、これだけの機能と音質を提供しているため、コストパフォーマンスが高いです。
THR10のおすすめポイント
ここがおすすめ!
- エフェクトとモデリングの拡張性: THR10も多彩なアンプモデルとエフェクトを内蔵していますが、より多くの設定やカスタマイズが可能な場合があります。
- THR5の機能+α:もちろんTHR5に備わっている機能は標準装備していますが、それ以上にトーンなど音色を変化したりバンクしたりと更に自由度の高い機能が搭載されています。
THR5とTHR10選ぶならどっち?
おすすめはTHR10
THR10は音色を保存しておけるのがかなりいい!自分で音作りをしたい人は保存しておきたいときでもTHR5は保存機能がありません。THR10は音色のカスタム性が高く音を5つまでとっておける!
Amazonで探す人はこちらから
THRシリーズを使う人に必須なアイテム
これからアンプを初めて購入する人は、ギターの他に必ずシールドが必要になります。シールドとはアンプとギターを接続するケーブルの事で、これがなければアンプから音を鳴らすことは出来ません。
シールドは安いもので数千円で手に入りますが、長さと保管方法だけには注意しましょう。
他にも様々な機種がある
ヤマハ YAMAHA ギターアンプ(Extreme High-Gain) THR10X
様々なニーズに対応
Yamaha THRシリーズには他にも多くのモデルがあります。
例えば、THR30はさらに大きなスピーカーとパワーを持ち、ライブやスタジオでの使用にも適しています。THR10XやTHR10Cは、Bluetoothやエフェクトの拡張性を強化したモデルで、より高度なサウンドメイキングが楽しめます。
これらのモデルはそれぞれ異なるニーズに対応し、ギタリストやベーシストの幅広い要求に応えるために設計されています。