クリスマスソングが難しい理由
[word_balloon id="1" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]クリスマス大好きだにゃ![/word_balloon]
クリスマスシーズンは定番のクリスマスソングを町で頻繁に耳にしますが、ふと歌いたくなるような軽快なリズムと気分が上がるような歌詞を聴くと「今年もクリスマスがやってきた!」となんだかほっこりとした気持ちになりますね。
[word_balloon id="2" size="S" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]よし!ここはクリスマスソングでも弾いて盛り上がろう![/word_balloon]
クリスマスソングを弾きたいなと思ってもなかなかどうしてやってみると上手くいかないと感じた事はないでしょうか?
[word_balloon id="1" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]た…たしかに難しくて弾けない曲ばかりだにゃ‥[/word_balloon]
そんな方の為にどうしてクリスマスソングが難しいのか理由と、クリスマスソングを攻略する為のテクニックや奏法を解説します。
理由①:シャッフルの曲が多い
クリスマスソングはシャッフルの曲が非常に多いです。シャッフルとは「ハネ」と呼ばれるように曲を軽快なリズムにする効果があります。
スキップしている様なリズムや浮足立つ心情を表すのにシャッフルはぴったりなのです。
ですが、シャッフルは裏拍で曲を感じる事が重要でありこれが多くの人にとって難関になってしまっています。
シャッフルの種類については下に参考リンクを貼っておきますので更に知りたい方はリンクからどうぞ。
[word_balloon id="3" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]シャッフルの曲をストレートで弾いてしまうと全然違う曲に聴こえたり、なんだかノリきれなくなっちゃうよ![/word_balloon]
シャッフルは曲のイメージを掴むのに重要です。コードを頑張って覚えてもリズムが合わないと楽しむことが難しくなってしまいます。
一番簡単な攻略方法としては、
シャッフルの効果がかからない様にコードを鳴らす
シャッフルは8分音符や16分音符の裏拍の位置が少しもたれる事で独特のリズムを生み出している訳ですが、つまりは裏拍を弾かなければシャッフルでもストレートでも一緒になるわけです。
つまり、シャッフルの曲を簡単に弾くためには
コードを全音符とか二分音符でじゃらーんと鳴らせば簡単に弾けるわけです。
シャッフルって何?
シャッフルについて更に詳しく説明すると
上記の様な記号が表記されている曲は全てシャッフルと考えてOKです。また、シャッフルが更に細かくなったハーフタイムシャッフルと呼ばれるものもあり、ファンクなどもこれにあたります。
シャッフルは曲に独特のリズム感を与え、ジャズやブルースなどで多用されます。身近にも良く聞くリズムでありアニソンなどでも使われたりします。
シャッフルの練習方法について知りたい方は別項で動画付きで解説していますのでそちらからどうぞ。
[nlink url="https://tokyoguitarpress.com/howtoplayshuffle/"]
テンポが速い曲が多い
次にクリスマスソングはテンポが速い曲が数多くあります。疾走感をとテンションの高さを演出する為にBPMを高く設定してシャッフルにすることが多いので自然とリズムをとるのが難しくなるのです。
例えばマライヤキャリーのAll I Want For Christmas Is YouはBPM150前後でシャッフルです。コードはほとんどループしているのでとりわけ難しいわけではないのですが、とにかくテンポが速くて跳ねているのが初心者を苦しめるのです。
同じ様に「走れソリよ~♪」で有名なジングルベルはBPM180前後で演奏されることが多く、シャッフルです。まさに演奏者にとっては鬼畜曲。
[word_balloon id="1" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent" icon_type="huff" icon_position="top_left" icon_size="L" icon_flip="h"]鬼畜だにゃ!![/word_balloon]
オシャレなコードが多い
クリスマスはオシャレなコードを使って演奏されることも非常に多いです。オシャレなコードとはテンションコードと呼ばれるコードでコードの横についている数字が8以上の事を指します。
例えば
G7(13th)
[word_balloon id="1" size="S" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent" icon_type="bummer" icon_position="top_left" icon_size="L" icon_flip="h"]こんなコード突然出てきても絶対弾けないにゃ!![/word_balloon]
13thや9thや11thやただでさえ種類が多いコードに更にテンションが付いて複雑になってしまうとすでにギブアップしたくなってしまいます。
テンションコードはオリジナルのコードに味付けをしてコードを更に面白く響かせる効果を持っています。
つまり、
テンションコードはテンションを付けなくてもOK
テンションはコードの機能に対する重要度は低いです。
G7(13th)が登場したらあせらずにG7だけでOK
8以上の数が引っ付いていたらバシバシ無視して弾いていきましょう。一方で7以下の数字の場合は抜いたりするとコードの機能が崩れてしまうことがあるので注意が必要。