Gmにテンションを付ける事でセーハ・バレーコードなしで簡単に押さえられるようになります。
この記事の目次
Gmの簡単な押さえ方がこちら
指の押さえ方
1弦⇒消音 2弦⇒人差し指 3弦⇒小指
4弦⇒薬指 5弦⇒消音 6弦⇒中指(親指でもOK)
上記の表の読み方が分からない方は下のリンクで解説していますのでこちらもどうぞ。
空のコード表を楽譜に直接スタンプ出来るアイテム
こんな見た目!
印字が9mm×13mmとコンパクトですが、絶妙に見やくて便利。上下の間隔が狭い楽譜にも対応可能な便利グッズです。
こちらのスタンプをレビューしている記事のリンクです。
Gmを押さえるのが難しい理由
初心者は難しいGm
Gmはセーハ・バレーコードを使う為、なかなか初心者の内は上手く押さえられないですよね。一般的なセーハ・バレーコードを使った押さえ方がこちら。
注意ポイント
Gmの押さえ方の肝はなんといっても一本の指で複数弦を押さえなければならないセーハという押さえ方です。6本の弦の内全ての弦をしっかりと押さえなければ音が綺麗にならない為初心者は度々ここで挫折に注意。
簡単な押さえ方の正式な名称
最初にご紹介した押さえ方ですが、呼び方は
Gm7(11)
音の構成は下記の様になっております。
弦 | 音 | 度数 |
1 | - | - |
2 | C | 11th |
3 | B♭ | ♭Ⅲ |
4 | F | ♭Ⅶ |
5 | - | - |
6 | G | Ⅰ |
理論なんて知らないって人は音の構成については特に知っておく必要はありません。ですが、下記に追記してある使用条件下だけはなんとなく目を通すようにしておいてください。
GmじゃなくてGm7(11)に変えちゃって大丈夫?
簡単なのはこういう理由!
押さえ方がセーハ・バレーを避けているだけであって実際4本の指を駆使して押さえるこの方法でも難しいと感じる方もいるかと思います。あくまでセーハ・バレーコードを押さえられるようになるまでのしのぎとして使用するのがいいとおもいます。
マイナーコードのセーハ・バレーの押さえ方は基本的にこの11thコードに進化させる事が出来る為、GmをGm7(11)に変化させる事で押さえ方を変えています。
それに伴って音の構成も変わっているので、響き方も違ってきます。11thコードはある程度聴く側にも慣れが必要でコツとしてはルートである6弦の音に集中して2弦の音を俯瞰で聴くような感じで慣れると良いでしょう。
また、あらゆる状況下でGm7(11)を連発する事ができるのかといいますと、状況によっては好ましくない場合もある事も念頭に置いておきましょう。
Gm7(11)が好ましくない状況って?
Gm7(11)が好ましくない状況とは、11thの音が他の音に対して不協和音になってしまっている時です。他の音とはメロディやアンサンブルの中での音を指します。半音ずれている音が11thの音と同時になってしまうとかなり嫌な印象のコードになってしまいます。
でも安心!ほとんどの場合Gm7(11)が使える!
半音やら不協和音やら色々と条件がありそうな危ないコードという訳ではなく、初心者が弾くような曲で出てくるようなGmではほぼ間違いなくGm7(11)にしてGmを弾く事が出来ます。それでもどうしても不安な人は実際にGmの箇所にGm7(11)を入れて弾いてみて、歌って見たりアンサンブルで合わせた時に不快な感じがするか聴いてみましょう。ご自身の聴覚上不快な感じがしなければバシバシ使ってしまってもOKです。
セーハコードを練習しても上手く鳴らない人の為の虎の巻
頑張って練習してるけどもっとコツとか知って効率よく上達したいと思っている方に、セーハコード・バレーコードが弾けない理由や原因、練習方法を下記のリンクで解説しています。