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ギターの弦の太さって何?

ギターの弦には太さがあります。0.10~0.47や0.12~0.53など基本的には1弦の太さと6弦の太さがパッケージに表記されていて細い方が1弦側です。
0.10~0.47の事は基本的には
イチゼロヨンナナ
といった具合に1弦側と6弦側をそのまま呼びます。

パッケージに書いてある数字はゲージと呼称され、弦の太さになります。例えば 09|42 と書いてあるのは
1弦 | .009インチ |
6弦 | .042インチ |
ちなみにミリで表記すると
.009インチ | 0.2286ミリ |
.042インチ | 1.0668ミリ |
弦が違うと、、、
・音の響き方が違う
・弾きやすさが違う
・値段が違う?
・ギターへの負担が違う
弦を決めるときに気になるのは主に2つの事なのではないでしょうか。
音の響き方と弾きやすさ
実際に弾きやすさと音は違うのか考察していきます。
エレキギターとアコースティックだと違う?

アコースティックギターとエレキギターだと販売されている太さは
ほとんど同じ
です。
一般的によく使われているのはエレキギターで市販の一番細い0.09~0.42を使う人が多くアコギは0.10~0.47などが多い。
細い弦を張るのは悪?!
ギター弦が細いと張力が弱くなる為
弦が細ければ細いほどギターを弾きやすい
一方で「弾きやすいが音が悪い」と言われることが多い為細い弦を張ることが悪い事のように扱われる太い弦主義の人が近年みられるようになりました。
弦が細い⇒弾きやすいが音が悪い?!
弦が太い⇒弾きにくいが音が良い?!
ギターの弦が太さによるメリットとデメリット
・サスティンが延びるので音が良くなる
・音が大きくなるので音が良くなる
・ギターにかかる負担が増える
・張力が強くなるので弾きにくくなる


太いと細いのどっちがいいの?
初心者のうちは指が痛くなります。張力が低ければ低いほどギターは弾きやすく、上達の効率もよくなります。自分が初心者だと思う方は細い弦を張りましょう。
エレキギターで速弾きをバリバリにこなしたい人は細い弦にしましょう。押弦するときに必要な力が少なくて済むのでスピードを求める人にとっては細い方が圧倒的にパフォーマンスがあがります。
アンサンブルでギターだけ雑音に聴こえるという経験をした方はいませんか?ギターはアンサンブルの中で周波数帯域が広く、アンサンブルの中で様々な楽器と聴こえる周波数が被ってしまいます。特にギターの根幹的な音はバンドなどでは他のセクションと被ることが多く、残っている高音部分が目立って雑音に聴こえることがあります。
これを解消するためにはギターの弦を太くして特に高音の周波数帯域を太くしてあげると効果的です。
ギターによって適正な弦の太さは決まっている
ギターの弦の太さを適当に選んでいませんか?

特に高級なギターになるとギターのゲージの太さは想定されていて初めから決まっています。厳密にサイズを指定されている訳ではなくオーナーの自由ですが、その楽器が持つベストなパフォーマンスは弦の太さも含めてメーカーがある程度想定していることは覚えていた方がよさそうです。
ギターの弦を選ぶならおすすめはコレ
ギターのゲージを決めかねている人は
・弦の寿命が長い
・弦が音がいい
・弾きやすい
上記のものを探してみるといいと思います。
ELIXERは音が良くてプロミュージシャンにも広く使われている長寿のコーティング弦
ギターの弾き方によって音が変わる?
ギターは弦も音色に大きな影響を及ぼしますが、同じくらいに演奏者のピッキングなどのニュアンスも重要です。


とにかく重要なのはピッキングアングルです。アングルとは弦に対してどの様な角度でピッキングやストロークを行うかの角度の事です。

上記の画像は順アングルと呼ばれるアングルで一般的なアングルと言われています。腕の角度的にほとんどの人はこの順アングルを使ってギターを弾いています。
他のアングルや、理想のアングルがしりたい人は下に更に詳しく解説しているリンクを貼っておきますので参考にしてみてください。