ギターの音作りの5つのコツ
この記事ではギターの音作りのコツをご紹介します。
懸命な読者様によっては紹介するいくつかのコツは当たり前のようなことも含まれるかもしれませんが、もし新しい情報があれば是非活用していただければと思います。
1、ミュートのコツ
ミュートは歪んでいる音にだけ有効ではありません。ミュートには様々な種類があり、右手でミュートや左手でミュートしたりして録音する場面においてはミュートの重要度が非常に高いです。
左手でのミュートは多くの人が実践していますが、右手で更にミュートをすることで他の音が入らないようにします。
ジミーヘンドリックスのフレーズやスティービーレイボーンなどのフレーズはこういったテクニックを使用して演奏されています。
ミュートのためには更に便利なアイテムもあります。
フレットラップを使って余計な共振などを防ごう!
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2、ダブリングのコツ
音色を変える。片方をオーバードライブを通した方が音がクリアになる。
ドライブ自体は低く設定していても問題はありません。オーバードライブを通すことで低音部を引き締め音に輪郭がでます。
ダブリングをする場合に同じ設定で行うと大きなモノサウンドのようになってしまいますが、片方をオーバードライブに通してハイパスによって周波数特性を変えてあげることでダブリンク効果が広くなります。
ダブリングを試したりするときに片方をオーバードライブにかけるとアンプが違う反応をするのがわかると思います。
3、ギターとベースの棲み分けをする
ギターとベースの周波数特性を理解してしっかりと棲み分けをする必要があります。
例えば、ベースの4弦は41Hzでギターの6弦は82Hzです。ギターのミュートバッキングをしているときに140−150Hzあたりにあります。
多くの場合はギターレコーディングには膨大なローが含まれていて、ミックスで不明瞭さが際立ちますのでギターはベースとの周波数帯域が被らないようにハイパスしなければなりません。
4、エフェクトをかけ録りする
エフェクトをあらかじめある程度かけておいて録音することはアレンジを決めることにおいて非常に重要です。
エフェクトをトラックにそのまま録音しないにしても早い段階でエフェクトのイメージを掴んでおくことは重要です。
当時の録音環境にも左右されたかと思いますが、ビートルズも掛け録りをしていたようです。
エフェクトのイメージを早い段階で決めておくことでミックスがしやすくなり、作業効率も格段に上がります。
ノイズゲートなども早い段階でかけておかなければ後々の作業が非常に手間になります。
合わせて自分で録音する4つの方法もリンクを載せておきますので参考までにどうぞ。
[nlink url="https://tokyoguitarpress.com/selfrecording/"]