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エレキギギターの重さってどのくらい?【平均】【重いギター】【軽いギター】

2019年12月28日

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この記事ではギターの平均的な重さが分かります。

ギターって重さってどのくらい?

ギターを選ぶ時の一つの判断材料として重さはとても重要です。持ち運びやすさや抱えやすさ、コントロールしやすさや安定性などギターの演奏に直接的に関わるといっても過言ではありません。

では、ギターは一般的にほどのくらいの重さがあるのでしょうか?様々なギターを比べて表を作成致しました。今回比較対象にしたのは筆者が選定したそれぞれのメーカーのスタンダードなモデルになります。

この記事では主にギターの重さの平均を凡そ換算し、軽いギターと重いギターを勝手に定義づけします。

また、重さの違いにおけるメリットやデメリットに関してものちに簡単に触れていますのでそちらもご参考にしてみて下さい。

ギターの重さ比較

エレキギターは凡その重さの基準が3.5kg程です。3kg以下ですと明らかな軽さを感じ、4kg以上ですとずっしりとした重みを感じます。エレキギターは種類や形状によってばらつきがあります。軽い・普通・重いの3通りでラベリングをします。

エレキの重さ一覧と平均

ギター種類 平均(kg) 重さ
レスポール 3.7~4.2 重い
フライングブイ 2.9~3.4 軽い
ストラト 3.3~3.8 普通
ストランドバーグ 1.9~2.3 特別軽い
テレキャス 3.2~3.6 普通
SG 3.0~3.5 やや軽い

※平均値は同メーカーの個体10本をランダムに選出し前後0.5kgを振れ幅として、平均値を算出しています。
※重さの評価については前述した凡その平均値3.5kgに対する相対評価になります。

重いメリットとデメリット

メリット

サスティンが伸びやすい

ギターの重量があるとサスティンが延びるという特徴があります。良く響くようになり、良く鳴る様な印象を受けます。一方で軽いギターですと軽い音のような印象を受けます。

安定感がある

演奏するときに重量があると安定します。激しいステージパフォーマンスや運指でも重量があると安定しやすくなります。軽いと運指とともにギターがぶれてしまったりします。

高級感がある

ギターは楽器であると同時にコレクターズ要素もあります。珍しくて高級で見た目も良くていい音が鳴って弾きやすければ最高ですよね。持った時の重量感はギターに高級な印象を与えてくれます。異常に軽いギターは存在しますが、中にはプラスチックの様な素材で出来ているものもあったり、やはり廉価版の様な印象を受けやすいです。

デメリット

持ち運びに苦労する

重いと持ち運ぶのが非常につらい。特に長距離移動やエフェクターボードと一緒だと重さはギターを選ぶ際の大きな判断要因になります。軽いと持ち運び面が最大のメリットになります。長距離移動などする方は軽いギターを出来れば選びたいところです。

ずっと持っていると疲労しやすい

持ち運びに苦労する事と重複しますが、ステージやリハーサルでギターを常に抱えている状態ですと重いギターは大きな負担になります。特に立ったまま数時間のリハーサル等ですとストラップをかけている肩などへの負担は計り知れません。

個体差ってあるの?

個体差の有無についてですが、結論から言うと個体差はあります。特に木材を使用している場合は同じシリーズの同じモデルであっても全て杢目が違う様に使用する木で全く同じ質のものはありません。

使用している木材で左右される重さ

木材と一重に言っても種類によっては大きく重さが違います。また、メープルの様に一般的にクリアーで保護されている様な木材もまた塗装で重さに違いが出てくる為、重さの視点からどういった木材や塗装仕様かはとても重要になってきます。

木材の気乾比重一覧

気乾比重とは木材を乾燥させた体積と同等の水の体積の重さを比較したものです。水を重さを1とした場合の木材の重さを比重として記載しています。

木材 比重(材/水=1)
バスウッド 0.5
マホガニー 0.6
ホワイトアッシュ 0.7
メープル 0.6-0.7
ローズウッド 0.8-0.9
アルダー 0.5

ピックアップ付きだと更に重い?!

ピックアップが付いていると当然本体+ピックアップの重量分だけ重くなります。ピックアップについては重量は形状やタイプによって重さが変わりますが、特にマグネティックタイプのものはある程度の重さが付加される事を想定しましょう。例として定番で使用されているSUNRISEのピックアップは重さがgあります。見えている部分以外にも配線やジャックの重量が加算されて見た目以上に重く感じます。

重くする為だけの機材

前述した通り重いとサスティンが伸びる傾向にあります。そこで更に重さを増すためにフェンダーが開発した重りも販売されています。

その名も

フェンダーファットフィンガー

こちらの商品はヘッド部分に取り付ける事でサスティンのブーストやデッドポイントの解消を実現しています。

なんとこのパーツ一つだけで100gもあります。

付けるだけで相当な重量を稼ぐことが出来ます。まさに疑似ラージヘッドともいえるアイテムですね。

ヘッド裏にコインを付けておもさを稼ぐ人を見ますが、見た目も効果も楽器への負担もファットフィンガーの方が数段上。レコーディング時のみに取り付けるプロのミュージシャンも多数います。

音が延びないけどどうにかしてブーストしたい方にはコンプレッサーやリバーブを買う前にこうちらを一考してみるのもおすすめです。

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