ギブソンレスポールってどんなギター?使用アーティストや特徴

投稿日:2020年4月3日 更新日:

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レスポールとは

レスポールとはこういった形のギターです。

レスポールの主な特徴

・非常に重い
・形が独特
・ハイエンドギター
・色合いが非常に美しい
・コントロールが多い
・ピックアップにファンが多い
・ミディアムスケールで弾きやすい

レスポールは人の名前

レスポールはレス・ポール(本名:レスター・ウィリアム・ポールファス)というギタリストのシグネチャーモデルとしてギブソン社とレス・ポールご本人が開発したギターです。いまでこそレスポールと言われれば高級ギターブランドであるギブソンとあの独特の形状を重い浮かべる方が多いかと思いますが、実はアーティストモデルとして販売されたものが大ヒットしてその系譜を受け継いだ様々なモデルが今に至るまで続いている機種なのです。

レスポールの値段/ランク

レスポールは基本的には高級ギターです。特にギブソン社のレスポールは新品だと一番安くても新品だと8万円前後から。

名称価格帯(円)
レスポールジュニア8万~15万
レスポールスペシャル8万~15万
レスポールスタジオ10万~20万
レスポールスタンダード20万~70万
レスポールカスタム40万~100万

ちなみに世界一高いギターはストラトです。

参考:【世界一値段の高いギターに驚き!?】

レスポールを使用している有名アーティスト

レスポールはあまりにも人気の機種で数多のプロギタリストが愛用しています。プロギタリストだったらかなり高い確率で一本は所持していると言っても過言ではありません。そんななかでレスポールを使用していて印象的なアーティストをご紹介します。

GARY MOORE

伝説のギタリストであるゲーリー。没後もそのブルージーなフレーズはギタリストならずとも数多くの人々を魅了し続けている。

Jimmy Page

ヤードバーズやレッドツェッペリン等彼自身も所属していたバンドも世界的に有名。天国への階段は誰もが知るギターフレーズ。

Slash

ガンズアンドローゼスでギターを弾いていた彼のトレードマークは帽子とレスポール。来日も頻繁にしていて日本でも絶大な人気。Sweet Child O' Mineはシェリルクロウがカバーしてから更に有名になった。

松本孝弘

日本のロックギター界の神。松本孝弘といえば独特のSGの様な形をしたギターを頻繁に使用している印象だと思いますが、レスポールも頻繁にしようしていて、その音色やカッコよさは誰もが知るところ。

ギブソンとレスポール

ギブソン社は自体もギブソンさんという人の名前からとった会社であり、ギターのレスポールはギブソンさんとレスポールさんが共同で制作したギター。高級ブランドであるイメージが強いギブソン社のギターですが、レスポールの特徴を踏襲したギターも発売されています。

エピフォンは廉価版レスポール

メーカーロゴがGibsonではなくEpiphoneと書いてあるのにLes Paulと書いてあるギターも存在しています。

ぽち
ぽち
EpiphoneってGibsonのパクリなんじゃないの?

エピフォンは実はギブソン社の傘下の会社でギブソン社が1957年に買収しています。お手頃な価格で買えるレスポールとしても浸透していてエピフォンを買ってからギブソンを買う人も多い。

また、形状はレスポールモデルに限らずフライングVやSG型、アコースティックギター等も製造されていてそれぞれお手頃な価格で手に入る事から非常に人気も高い。

ギブソンの真似をしたメーカー達の結末

ショップを見渡すとレスポール型のギターがギブソンやエピフォン以外のメーカーからも出ているのが気が付くと思います。実はESP,GRECO,FERNANDES,PRS、etcはギブソン社が発表したレスポールの形状をそのまま真似したとされています。黒寄りのグレーゾーンであるのにも関わらずこれがそのまま販売されているのは、Gibson社が訴訟の末に敗訴し、コピーモデルが罷り通ってしまった為とされています。

レスポールのピックアップ

なんといってもレスポールの最大の魅力の一つが搭載されているピックアップのP-90やP-490などのロック創成期の礎を担ったピックアップ達です。ハムバッカーの登場に伴いレジェンドギタリストのクラプトン等が使用したことでギターの可能性は爆発的に広がっていきました。未だに根強いファンが多く当時のオリジナルのP-490を搭載した機種は神格化されている程。

レスポールにはまる理由

レスポールは重い事からサスティンが長くミディアムスケ―ルの弾きやすさと相まって演奏面において非常に満足度が高い機種です。また、ピックアップが非常に優秀なものが多くハムとレスポールと歪みの組み合わせにメロメロになる人が続出している。レスポールは基本的にはハイエンドギターなので店頭に飾られる事が少なく、店の奥にまるで美術館の様に展示されていて憧れる人が多い。近年ではGibson社の経営不振からレスポールの行方にギタリスト達は一瞬ざわついたが、継続して生産される事を確認して全員が安心したとか。

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