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エレキギターの弦高を正確に測る方法|初心者でも簡単に調整できる

2022年6月7日

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genko

弦高を測る準備をしよう

測定用の定規がおすすめ!

弦高は基本的に小数点第2の位までを測ります。2.5mmとか2.2mmといった具合です。一般的な定規では1mm単位でしか図ることが出来ないと思いますが、まずは家にある一般的な定規で試してみましょう。またちゃんと図りたい方はページ下にある便利道具で標準的な定規をご紹介しています。

【エレキギター】弦高の測り方

さっそくですが、測り方をやっていきます。

測り方

step
1
6弦12フレットでフレットの上から弦の下側までを測る

弦の真ん中やフレットの下側とか指板からは測らないようにしましょう。上の画像だとちょうど2mmくらいになっているのが分かると思います。

step
2
1弦12フレットを測る

画像の弦高は1.3くらいかなと目星を付けられます。

へたれねこ
へたれねこ
画像のギターはまぁまぁ低い設定になっているのが分かるにゃ!

ポイント

  • 定規がななめにならないようにする
  • 弦を押さないように測る

弦高の基準

弦高を測るときは1弦側と6弦側をはかりますが、標準的な値は12フレットで以下の通りになります。

基準弦高
11.0~2.0
61.5~2.5

弦高の測り方や標準は時代と共に変わってきましたが、現在もっとも売れているメーカーの標準は上記の通りになります。

一般的に6弦12フレット時点で3mmとか4mmある人は弦高が高いと考えます。

D'Addario String Action Gaugeの細かい使い方はこちらからどうぞ

弦高を上げたい/下げたい人がやれること

測ってみて自分のギターの弦高が低すぎる!あるいは高すぎる!と感じた人が多かったのではないでしょうか?そんな人は自分である程度ギターの弦高を調整できます!それが以下でご紹介する方法

トラスロッド調整

へたれねこ
へたれねこ
なんか難しそうだにゃ・・・
すぐに出来て簡単みたいだよ!
手練れワン
手練れワン

トラスロッドとはネックに埋め込まれている調整用のロッドで、これを引っ張ったりすることでネックの曲がりを調整できる部品です。

6角レンチさえあれば誰でも簡単に出来る調整方法なので興味がある人は下記にリンクに詳しいやり方を記載しているので参考にしてみてください。

ブリッジを下げる

素人ぴよ
素人ぴよ
エレキギターは簡単にネジでブリッジを調整できるからいいね!

大抵のエレキギターは弦とブリッジが接触するところにネジがあります。ネジの種類は多岐にわたりますが、これを回すことでブリッジの高さを簡単に調整することが出来ます。

ブリッジ調整は諸刃の剣

アコースティックギターと違ってエレキギターのブリッジはとても簡単に上下することが出来ます。一方で調整の簡単さから手をだしてしまうと取り返しの付かないことになりがちなのがこのメンテです。

手練れワン
手練れワン
ブリッジはバランスがかなり神経質にならないとあぶないよ!

ブリッジを簡単に下げてしまうと他の弦とのバランスだったり指板のアールだったりフレットの高さとのバランスだったりと絶妙な加減で拮抗していたバランスを崩してしまうことに繋がりかねません。

初心者でまだあまり詳しくないうちの方にはおすすめは出来ない調整方法になります。

一つは持っておきたいおすすめの道具

今回測り方の画像で使用しているギターの弦高を測るための便利な道具がこちらになります。

弦高の他にギターにまつわる様々なメンテナンスに利用出来て万能の定規になります。サイズも名刺サイズなので持ち運びもしやすく質感もメタリックで豪華です。お探しの方は下からどうぞ。

Xでの評判

メーカーはいろいろありますが、機能が色々とついているダダリオ製が一番おすすめです!

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