ウクレレの弦交換のやり方【頻度は?LOW-Gは?】

投稿日:

PR

ウクレレの弦交換のやり方の解説記事になります。今回行うのはボディ内部に向かって空いている穴のタイプのウクレレの弦の張り方についてです。

またLOW-Gや交換頻度については後半で解説しているので目次から飛んで下さい。

ウクレレの弦交換のやり方

順番に弦交換のやり方について解説していきます。今回登場するのはテナーサイズのウクレレで弦はこちらのORGASの弦です。

弦はネットで買うのが安い場合が多いです。特にAmazonが早くて安いので買うものが分かってる人はわざわざ店頭に行く必要はなしです。

弦を準備しよう

弦が手元に来たら開封して全てあるかチェックしましょう。1弦~4弦弦まで番号が書いてあるので裏面の弦のゲージと照合してあっているか確認します。え

このとき番号順に並べておくと後々弦を張っていく時に迷わなくて済みます。

 

まずは1弦から張っていきます。開封したら慎重に弦を解いていきましょう。丸まっている弦を無理やり引っ張ると折り目などが付いてしまうことがありますので、丁寧に解くことを心がけます。

ウクレレに弦を通す

弦を通していきます。弦は上から通してサウンドホールから一旦出します。

このままですと、弦のひっかかりがないのでお引っ張ってもすぐに穴から抜けてしまいますのでサウンドホールから出した側の弦の先にひっかかりを作ります。

弦に引っ掛かりを作る

サウンドホール側の弦をもって玉結びを一回します。

引っ張るとこんな感じです。

1周だけの玉結びで引っ張ると穴から抜けてしまうことがありますので、用心のためにもう一周します。

カタムスビと言われるやつですね。これを引っ張って引っ掛かりを作っておけばボディ側は完成です。

ウクレレに弦を巻いていく

ここからちょっと難しく感じる方が多いですが、原理は超簡単です。

POINT

ペグに連結している穴に弦を通して、巻く分だけ余らせて巻いていく

これだけです。

あと弦を巻くのにストリングワインダーは必須アイテムですね。効率が別格です。ギター用の物でも使用する事が出来て比較的に安価でゲットできるので今後弦交換を行っていくなら先にゲットしておきましょう。

 

CHECK! ⇒⇒⇒
ストリングワインダーを探したい方は下記のリンクからお求めください。

ストリングワインダーが何か知りたい方は下のリンクで使用している風景をご覧になれます。

CHECK! ⇒⇒⇒

[nlink url="https://tokyoguitarpress.com/stringwinder/"]

それでは、まずは穴に弦を通します。

適度に弦を余らせながらぐるぐる巻いていきます。最初のうちは巻くのに慣れが必要ですが、なるべく丁寧に綺麗に巻いていきましょう。

POINT

ペグが左周りで音が高くなるように巻いていきます。

最後に余った分の弦は切ってしまって大丈夫です。張っている側の弦を切らない様に注意しましょう。

以下同じ手順です。下側の弦から順番に巻いていくとやりやすいです。

弦がしっかりと巻いてあるとチューニングがずれにくくなりますが、ぎりぎりまで巻いてしまうとチューニングを行う時に余裕がなくなってしまうので下記の画像程度に適度に余裕を持たせて巻きましょう。

巻いたら余った弦を切って完成です。

弦交換の頻度

ウクレレのナイロン弦の交換頻度に関してですが、一概にこのくらいと決めるのが難しいです。何故なら

・人によって弾く機会(回数)が違う
・環境によって弦への負担が変わる
・人によって頻繁に弾く場所が違う
・張る弦によって耐久性が違う
・ウクレレのサイズによって耐久性が違う

ですが、一般論としては

POINT

あまり弾かない人は4カ月程度で交換する。良く弾く人は更に頻繁に。

ナイロン弦はスチール弦に比べて劣化が少ないですが、弦は常に引っ張られていて弾くごとに常にダメージを受け続けていますので少なくとも4カ月程度では変えてあげましょう。

 

音色が全然変わるのが分かると思います。一年に3回程度なので出費も負担にならない程度かと思います。定期メンテナンスだと思って行いましょう。

ウクレレLOW-Gについて

最後に、4弦だけを通常より一オクターブ低くするLOW-Gチューニングに関してですが、弦の巻き方は同じです。ただ、LOW-GはLOW-G用の弦が必要です。

 

ギター用の弦を使うことが出来ますし、4弦用のみでばら売りもしているので、下に参考サイトを貼っておきます。

CHECK! ⇒⇒⇒

[nlink url="https://tokyoguitarpress.com/highglowg/"]

 

関連記事