セーハやバレーは見ただけで情報量が多くてなんだか億劫になってしまいがちですが、C#mを克服するのに抜群に聞く良い方法がありますので今回の記事ではそちらをご紹介いたします。
C#mの簡単な押さえ方がこちら
使用する指
3弦 ⇒ 小指
4弦 ⇒ 薬指
5弦 ⇒ 人差し指
バレーコードは難易度高い
コードのC#mを指定される場合#とmが付いているのでちょっと難易度が高くなってしまった様な気がしませんか?C#mはバレーコードをしなければいけない為難易度的にはかなり高くなっています。
上の表の(コードダイアグラム)の読み方が分からない人はまずは下に参考記事を貼っておきます。
パワーコードは簡単に出来る
こちらの押さえ方ですが、指の配置はC#のパワーコードを押さえているのとまったく同じになります。違う点は1弦と2弦を開放弦にしている点です。パワーコードに関しての記事もリンク貼っておきます。
参考:【パワーコードの押さえ方ってどっちが正しいの?小指を使う?】
押さえ方とコードの解説
この押さえ方によるコードの正式名称は
C#m7
になります。コードの音の並び方は以下の通りです。
弦 | 音 | 度数 |
1 | E | ♭Ⅲ |
2 | B | 7th |
3 | C# | Ⅰ |
4 | G# | Ⅴ |
5 | C# | Ⅰ |
6 | (E) | (♭Ⅲ) |
6弦は開放した場合はE(♭Ⅲ)になります。C#mのトライアド+♭7thですのでコード名はC#m7になります。
どうしてこんな押さえ方が出来るの?
C#mが出てきたらどうしてバレーコードじゃなくてパワーコードの様な押さえ方に出来るのでしょうか?初心者の方は下の結論だけ見るだけでもOKです。
7thコードに変えてもいいの?
7thコードとは3和音だったコードにもう1つ音を付け足してⅠ・Ⅲ・Ⅴ・Ⅶの4和音編成にしているコードの事です。7thコードに関しては3和音からはそもそも大きくは違いませんが、△7か7を付けるかの違いは大きいので、下記の記事も参考にしてみて下さい。
和音の邪魔にならない
マイナーコードに対する7thは付けても大丈夫な場合がとても多く、C#m△7とかが出てこない限りはほとんどアボイドになることはありません。ポップスなどを弾く場合でC#mの押さえ方が分からない段階の初心者であればほとんど間違いなくC#m⇒C#m7でも問題ないです。
結論:C#mの代わりにC#m7を使おう
7がついてもあまり変わらない
結論としてはC#mが出てきたらC#m7に変化させて使いましょう。7thが引っ付いていてもご心配は無用です。コードとしての機能はほとんど変わりません。押さえ方がちょっと簡単になった同じコードととらえて大丈夫です。
合わせてBの弾き方も同じ要領で行うことが出来ます。Bの簡単な弾き方が出来ればC#mも同じ要領で出来ますので合わせて是非練習してみて下さい。
また、コードをこれからどんどん練習していこうと考えている方の為に無料でコードメモ表を作成しました。こちらの記事から保存してプリントしてお使い下さい。
冒頭でご紹介した一般的なC#mの弾き方ですが、こちらはFの押さえ方を応用すれば弾くことが出来ます。「C#mをC#m7に変化させないでちゃんと弾きたい!」という方はまずはFの形を押さえられるようになればC#mも弾きやすくなります。