【弾ける】ギター初心者の【F】コード攻略法とコツ

投稿日:2019年8月9日 更新日:

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ギター初心者の「F」の攻略法とコツ

コードの「F]で挫折した。ギターを止めてしまった人が言うテンプレートの様な文言ですね。これから始める人は「F」の恐怖に怯えながら練習します。「F」と対面したとき一人で乗り越えるのはかなりのガッツが必要になる事が想定されます。そんな「F」ですが、何故それほどまでに恐れられているのでしょうか。「F」が最初の壁になっているであろう理由と攻略法等を考察します。

一般的なFの押え方

一般的に挫折すると言われているFの押え方がこちら

人差し指で複数弦を押えなければなりませんね。これが絶妙なバランスが必要で、初めての人にとっては非常に難しい。簡単コードとか書いてあっても

ぽち
ぽち
結局Fが出てきてんじゃん!

ってなったり。。しかも曲の中でそこそこ重要な役割だと弾けないで萎えてしまいますよね。

考えられる2つの原因

それではFが弾けない原因を2つに分けて考えてみましょう。技術的な問題である練習方法の問題や、環境的な問題であるギター本体の問題に分けます。

原因①実はギター本体の問題?!

初心者というとギターを購入する際の予算は凡そ10000円前後でしょうか、続くかも分からない楽器に、奮発しても出せて50000円程ではないでしょうか?値段別のグレードについては下記のURLを参考にしてください。

参考:【ギターの値段別特徴:ギターの選び方③】

意外にも実はこの初期ギターがFを弾けない原因に直結している場合があります。実は¥50,000以下のギターは安価なギターであるためにギターの状態がピンからキリまであるのです。

実はそういったピンキリなギターの傾向として

・弦高が高い
・張っている弦が太い
・ネックが太い
・フレット間の幅が広すぎる

といった上記の様な初期状態になっている事が可能性として考えられます。こういう状態のギターは弦を押す際に余計な力が必要な物があります。しかし、初めたてだと勝手がわからず「こういうものなんだ」とそのまま押さえるのに苦労する羽目になりがちなのです。

ギター本体の問題を解決する為には?

たま
たま
Fを効率良く習得する為には高いギターを買うしかないのかにゃ?

高価なギターの方が安価なギターに比べ、しっかりと調整されている場合が多いですが、5万円クラスのギターでも全然弾きやすい物もあります

そういったギターを見つける事はある程度の専門知識と経験が必要なので初心者では難しいのが難点ですが、

対処法としてギターを習っている方は講師や、お店の店員さんに上記の要点を踏まえて相談してみるのが良いかと思います。また、ギターは自分でもある程度は調整可能ですのまだチェックしたことのない方はチェックしてみる事をおすすめします。

[nlink url="https://tokyoguitarpress.com/neckbend/"]

※チェックや調整についてはあくまで自己責任になりますので、くれぐれも躍起にならない様に気を付けて下さい。

原因②練習方法の間違い

Fですが、なんと言っても人差し指の複数弦を押さえなければいけないといった、他のコードと比べ人差し指にかかる負担がどうしても大きな負担になります。人差し指をまるでカポタストの様にフレットを丸ごと押さえるコードをバレーコードと呼びます。このバレーコードの落とし穴ですが、Fの押さえ方を見てみると

1フレットに注意すると実はフレットを丸ごと押さえている訳ではなく、1・2・6弦しか押さえていない事が分かります。要するにベターっと全ての弦を力の限り押さえるのではなく、1・2・6弦に集中して鉤爪の様に軽くアーチを描く様なフォームにしてあげると押さえやすくなります。

正しい押さえ方で練習する為には?

下の写真の人差し指のアーチに注目して下さい。

◆人差し指のアーチを作る

人差し指は1弦と2弦と6弦を覆っていて3弦と4弦はとりあえず無視しているのが分かると思います。Fの場合は3,4,5弦を他の指が押さえているので3~5弦に余分な力を使わない様にして押さえましょう。

◆人差し指の角度を少し斜めにする

また、人差し指はまっすぐ指板に付けるわけではなく少し斜めにしてあげると側面で弦に触れるので更に押えやすくなります。

人差し指がボディ側に腹を少し見せている状態です。

◆関節部分を弦からずらす

最も重要と言っても過言ではないのがこの関節の位置です。指の関節の位置がちょうど弦の上に配置されると骨と骨のつなぎ目はへこんでいる為いくらちからを入れてもしっかり押さえられません。

この関節の位置に関しては人によって個人差がありますので一概にはここが好ましいとは言えません。人差し指を指板上で上下させて関節が弦の上に来ない位置を自分で探し、その位置を感覚的に覚えておくことをおすすめします。

最後に: Fで挫折はもったいない!

Fで挫折した練習が足りなかった/向いていなかったではないケースがある事をなるべく認識して腐らずに、この記事がFを押さえられない原因の究明と解決策のヒントに少しでもなればと思います。ギターの傾向としてですが、全体的にサイズが小さければ小さいほどコードは押さえやすくなります。要するに極端に言うと押えやすいギターとは弦高が低くてネックが細くてフレットの幅が細いギターです。また、Fに関しては多くの曲で登場しますが、簡単コードを応用などしてまずは別の弾き方でアプローチしてギターが少し慣れてきた頃からモチベーションを維持しながら長期を見据えてチャレンジすることをおすすめします。

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