楽器の世界は値段がピンキリでお手頃に買えるものから,ヴァイオリンのStradivariusの様な国宝級のものまでありますね。
ギターは初心者セットといった1万円程でチューナー、カポタスト、ピック、弦、アンプ、ギターケースの全てが揃った夢のようなセットからZEMATISやMARTINといった価格帯が50万円を越えていくものもあります。
どうやって値段があがるの?
ギターの価格は以下の段階を踏む毎に吊りあがっていくようです
インレイは高価になる
メーカー一般希望価格 <<< インレイや装飾・追加オーダー
ヴィンテージは付加価値が付く
インレイや装飾・追加オーダー <<< ヴィンテージや限定品
サインなどで希少価値
ヴィンテージや限定品 <<< サインや本人所有物流通
インレイ等の装飾はたくさん入れてギラギラにしてみたり、MATONのEBG808TEのようにシグネチャーぽくワンポイントでさりげなく入れたりもはや芸術。
初心者セットの価格帯
¥10,000前後
初心者セットはどこで買っても大体この価格帯すべてがセットになっていてすぐに始められることを売りにしていることが多く求め安い値段になっている。
インレイギター
¥5300,000
ヴィンテージギター
¥486,000
Fender Stratocaster 1955年製【1ピースアッシュボディー】ヴィンテージギターにはヴィンテージギターにしか出せない音の良さがある。
なぜヴィンテージギターが高い?
ヴィンテージのギターの音が良いと言われる理由と伴う価値の高騰についての説をご紹介します。
経年変化で音質が向上
木の状態が変化するから良いとか科学的にも検証されており、制作行程で楽器に音楽を聴かせたり、ヴィンテージギターと同じ状態ですと触れ込んで売りだしているギターもあるくらいである。
ルーツの音を再現できる
我々が元来聴いてきて発展させてきた音楽のルーツがヴィンテージギターによるレコーディングだったから絶対的な良い音の基準が当時のギターの音になったからだとか様々な見解がある。
希少価値
ヴィンテージギターはすなわち古いギターのことであるので、状態がいいものは非常に希少価値が高くなってしまう。だが筆者も含め、ヴィンテージ感のあるギターに惚れ込むギターキッズは数多い。レリック加工によってはじめから外見がボロボロのギターを購入してみたり、新品のギターをヤスリで削ってボロボロにしたり、端から見ると一見狂気に近い事は自覚の上だが、これもギターの歴史が作ったロマンの一つなのである。
世界一高いギターの値段
¥300,000,000
動画内の1位のこちらのFENDER社のストラトタイプのギター
やはりアーティスト特所有楽器が流通した際にはインレイやヴィンテージとは驚く様な桁違いの値がつく事がある。世界一高い値が付いたと言われているこちらのギターがそのうちの一本である。世界的ギタリスト達がサインを施したストラトは募金目的も相まって最終的には3億円程の値で取引された。
まさに驚愕の値段。最も高いギター5選をまとめたこの動画
番外編:クラプトンの影響力は絶大
亡くなっているギタリストのギターが高額つくのは分かるが、驚くことにクラプトンのギターが何本も高額ギターランキングに入っている。さすがはプロの中のプロ。エリッククラプトン。クラプトンにご興味がある方へ名ギタープレイOld Loveを載せておきます。