この記事で分かる事 ⇒ 2パターンの運送方法のメリットデメリット
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飛行機に乗るときは楽器の運び方に注意


こんな話をちらほら聞いたりします。移動時の楽器の保管は多くの人にとって関心がある事ではないでしょうか。情報がなくて大切な楽器がひどい扱いを受けてしまったら嫌ですよね。取り返しの付かないことにならないように今回は飛行機で楽器を運ぶ際のケースの選び方の例と持ち運ぶ方法を解説していきます。
持ち運び方①ソフトケースで預ける
ソフトケース相当の梱包で預け荷物として飛行機に乗る前の受付で預けるパターンです。この方法が一番コストが安いのでできればこれで送りたいという方は非常に多いのではないでしょうか?

ソフトケース

安全性:低い
コスト:安い
ソフトケースは布やクッションでギターが梱包されている状態なのであくまでギター自体の形によってケースが形状を保ちます。
預ける際には十分な注意をしてもらわないとネックが折れたりボディにクラックが入るということもしばしばあるようです。
預け入れる際は投げられたり、地面に落とされたりすることを想定して強度を高く梱包するしたほうがいいでしょう。
特に外国便はかなりの高確率で壊れたり部分的に削れたりしたという話を耳にします。
国内便は安全?!
一方で国内便だと比較的安全に運べるようです。どんなランクのフライトでも国内でしたら安全に気を配ってくれるようで航空会社も気を遣ってくれている印象を受けます。

持ち運び方②セミハード以上の強度で預け荷物
セミハード

安全性:中
コスト:中
正直国内旅行だったらこれで問題なし。日本に限った事かもしれませんが、格安航空でもソフトケースで無傷だったいう話は良く聞きます。セミハード以上だったら国内移動は基本的には大丈夫です。ただ、万が一もありますので相当に大切な楽器だったらハードケースにしましょう。更に国内でハードケース以上の強度ならかなり安心出来ます。
軽くてめちゃくちゃ安全

ハードケースも最強なのはやっぱりカーボン製です。カーボン製のギターケースはとても頑丈で見た目もシックなものが多いです。一点だけデメリットがあるとすれば値段がとても高く、生半可なギターだとケースのほうが高いということになってしまう
価格帯は上下しますが、5万円以上はします。安くなることもあるので調べてみてください。下にリンクを貼っておきます。
席を余分に確保して機内持ち込み

安全性:高い
コスト:高い

ギター用に席を確保しないといけないが、肌身離さずに持ち歩けるのでかなり安心。ただ、席の料金は通常の料金と変わらないので正直コスト的にはかなり大きな負担になる。正直席をもう一つ確保して往路復路支払いするのであればハードケースを購入して預けた方が安い場合が多い。頻繁に渡航するのならやはりカーボンケースなどのハードケースを買って預け入れていくほうが長期で見るとコスパがいいです。
ギターを持ち運ぶなら分解も有り?!
いくつか紹介しましたが、航空会社によっては梱包してくれるところもあったりケースを貸してくれるところもあります。ギターの持ち運びに保険も掛けられるみたいです。ちなみにエレキギターの場合、ネックを外して2パーツにして持ち運ぶ手段もあります。この場合は手持ちとして持ち運べるサイズになれば機内に持ち込めますが、ネックを外して元に戻すのは調整が必要になってしまったりするのでおすすめはしません。

またどうしてもコスパよく旅にギターを持ち歩きたいという方に向けて小さいサイズのトラベルギターなどもあります。こちらはリーズナブルなものが多く、デザインもおしゃれなものが多いので興味がある方は下のリンクから調べてみてください。