この記事で分かること
この記事の目次
習慣1 弾き終わったら必ず「1分だけ」拭く
弾き終わったギターをそのまま立てかけると、汗と皮脂がじわじわ染み込んでいきます。
たった1分、マイクロファイバークロスでサッと撫でるだけで、ボディもネックもフレットも驚くほど綺麗なまま。
毎日この1分を続けた人は、5年経っても「まだ新品みたい」とよく言われます。
習慣2 フレットの黒ずみは「見つけたら即」落とす
指板のフレットが黒くなってきたら、それは手垢が溜まっている合図。
そのままにしておくと音がくすむだけでなく、フレット自体が早く減ってしまいます。
2025年はナノファイバーの小さなブラシが大人気。
隙間に入れてシュッシュッと2回動かすだけで、ピカピカに戻ります。
黒ずみを取ると音が本当にクリアになる
習慣3 金属パーツは「月イチ」で磨く
ブリッジやペグ、ピックアップカバーは汗で錆びやすいパーツ。
錆びるとチューニングが狂いやすくなり、最悪は交換が必要になります。
月に1回、ポリッシュを少量つけた布で軽く撫でるだけで、錆び知らずの状態がずっと続きます。
必要なもの
・金属用ポリッシュ(少量)
・柔らかい布
・月イチのカレンダーに印
習慣4 湿度計をケースに入れて「見える化」する
ギターの最大の敵は湿度。
日本の気候だと夏は高すぎ、冬は低すぎになりがちです。
小さなデジタル湿度計をケースに入れておくだけで、いつでも状態がわかります。
40〜60%の範囲に保つだけで、ネック反りやボディ割れの心配がほぼなくなります。
習慣5 弦は「音がくすんできたら」交換する
弦が錆びたり、コーティングが剥がれてくすんでくると、いくら頑張って弾いても良い音が出ません。
初心者は「1ヶ月で交換」と決めると楽ですが、上達してくると「音がちょっと暗くなったな」と感じたタイミングで替えるのがベスト。
その感覚を養うためにも、まずは3週間に1回交換から始めてみてください。
| 弦の状態 | 交換目安 |
| 新品の輝き | まだ大丈夫 |
| 少し白っぽい | そろそろ |
| 黒ずみ・錆び | 即交換 |
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習慣6 半年に1回は「プロの目」を通す
自分では気づけないネックの微妙な反り、オクターブのズレ、ナットの摩耗。
これらはプロが見ると一発でわかります。
年に2回、春と秋にリペアショップへ持って行くだけで、大惨事を未然に防げます。
習慣7 毎日5分でも触るのが最強のメンテナンス
実は一番大事なのは「毎日弾くこと」。
使わないギターは本当に早く劣化します。
5分でもいいから毎日触るだけで、木材が生き生きして、異変にもすぐ気づけます。
毎日触るギターは10年経っても新品みたい
まとめ 今日から始める「愛ギター長生きプラン」
これら7つの小さな習慣を続けていくと、ギターはどんどん味が出て、でも見た目も状態も最高のまま。
最初は「めんどくさい」と思うかもしれませんが、1ヶ月もすれば当たり前になります。
30日で習慣化チャレンジ
・1週目:弾き終わりの1分拭き
・2週目:フレット掃除を追加
・3週目:金属パーツ磨き+湿度計設置
・4週目:毎日5分弾き習慣完成




