その2
Music as a Language: Victor Wooten at TEDxGabriolaIsland
VW
あなたはきっと言語を
産まれる前からしゃべっていたと思います。
声を既におなかのなかで聞いていたでしょうから
その時から既に言語を習い始めていたと思います。
私もその様に音楽には触れてきていて、
それは凄い良い事だったと思います。
特に5人の中で一番上の兄弟レジーは、
私たち兄弟にそういった教え方をしてきました。
私とはたった8歳しか違わないのに
どうしてそこまで考えが及んでいたのか
まさに天才的な教え方でした。
それをTEDでプレゼンした方が
もっと確信に迫れると思います笑
ベースを直接持たせて
弾かせるようなものでは全くなかったです。
まず初めに彼らが行ったのは、
幼少期から私の周りで音楽を演奏したことです。
ハワイに住んでいた頃、
よく庭に玩具と椅子を並べてて
その椅子の上には
ミッキーマウスがひっついたギターがあって、
それが誰の物かなんて聞く必要すら私はなかった。
同じ様に誰もあなたに「あなたの番ですよ」と
言う必要なんてないんです。
あなたはやり方をしっていて、
私もあの椅子と楽器が
私のものだって事を知っていました。
プラスチックの弦が張ってあって
調律して曲を弾くんですが、
実際は弾けないんです。
でもそんな事は関係なかった。
楽器を自分で持てるくらい体が成長すると、
彼らは私に持つ物をくれた。
後々なにか弾く時の為の準備用に。
その楽器を弾くことは重要ではなくて、
これは多くの人が間違えている事なんですが、
多くの人は音楽が何かを知る前に
子供に楽器を弾く事を教える。
子供に牛乳が何かを教える前に
牛乳って書ける様に教えても
それに意味は伴わないでしょ?
でも何故かそれが意味があると
音楽では思われている。
私たちは先に理論や楽器を教えたがるのです。
私は先に音楽を知りました。
兄弟が4小節の最後のフレーズで
ハイハットを開けると何が起こるのか。
それは赤ちゃんにとって
母親が声のトーンを少し上げたり、
父親がトーンを落としたりする事が
何を意味するのか理解するのと同じ様に、
こういった事を理解しても
尚まだそれを表す言葉は理解出来ないのです。
その赤ちゃんが言葉をしゃべりだす前までには
もう既に言葉についてたくさんを知っているのです。