インタビュー記事
【トミーエマニュエル:最高のインタビュー(3/4)★翻訳付き】
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トミーエマニュエルがギターの習い方(3/4)★翻訳付き
その3
Tommy Emmanuel - The Best Interview(wywaid dla INFOMUSIC)
以下
Q:質問 TE:トミーエマニュエル
Q.
どうやって常に刺激を
受けているようにしているのですか?
TE.
常に刺激を受け続ける事はとても大切で、
自分の身の状況を常に
その場所においておく事が重要です。
そして、その状況に自分を於いておけない場合は
とても難しいのです。
私は自分にとって最悪の日や
疲れ果てた日があったとしても、
人々が喜ぶ様なショーをする事が出来ます。
何故なら私には私の曲達があるからです。
その曲達やアレンジ達を演奏すれば
最悪の日でも良いショーが出来るのです。
毎晩その魔法が起きると信じて演奏すれば
大抵はそれを手に入れる事が出来ます。
それは決して計画的なものではなくて、
その場で何が起きているのかを感じるんです。
良い事に良い事にお客さんは毎回違うし、
会場も毎回違う、機材も変わるし、
毎晩予想も出来ない様なショーになっている。
私のように年間300回のショーを行っていても
どのショーも全く違うよ。
想像しづらいだろうけど本当なんだ。
要するに人々とその感情が
私に常に刺激をくれる要素で、
毎日朝起きるとこう思うんだ。
「今晩はショーがあるぞ」ってね。
その後に、「モーニングコーヒーはどこだ」
ってなる訳だけど笑
Q.
どのようにして曲を書いているのか教えて下さい。
TE.
どの曲も違います。
曲によっては初めからアイディアが
あるものもあります。
例えば、Drive Timeという曲は
家の中を歩き回りながら
A,C#m,F#m,Bのリフを弾き続けていて
それがとても気に入っていた。
ずっと弾いていて
じゃぁどうしようかってなったときに
なにかストーリーを付けないといけないと
思ったんだ。
そう言った具合に、
初めからアイディアがあって
曲が完成したのもあるね。
違う曲でRuby's Eyesって曲があるんだけど、
これはジェームスボンドの曲影響されていて、
最初のコードがとても綺麗で、
一体どんなコードを使ってるんだ
ってなったときに
ギターをつかんでテレビを消して
曲を作ってみたんだ。
そうやって晩ご飯の前に
テレビからアイディアをもらって
出来た曲もあるよ。
私は曲を作るときは
ソロギターの為に曲を作っている
という意識はありません。
どちらかというと歌手やバンドの為に
曲を書いています。
その歌手やバンドは私の頭の中にいて
よく「その曲に歌詞とかってあるんですか?」
と訪ねられる事があって
それを訪ねられると、
上手い事いっているんだなと実感しますね。
私は常に一緒に歌いたくなる様な
曲を作る事を心がけています。
チェットアトキンスはいつも私に
こう言っていました。
「その曲は歌える?口ずさめる?」
私が新しい曲をもって
彼に「新しい曲だよ」と言うと
彼の最初の言葉はいつもそれでした。
それが私にとって大きな導きになっています。
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私は世界を動かす事にとても興味があります。
基本的に共感を得ている曲達と
その作曲者の曲を
聴いたりしています。
エルトンジョン、ビリージョエル、
スティービーワンダー、
ジェームズテイラー、キャロルキング、
ジャスティンティンバーレイクなど。
こういった人たちは驚く程見事な曲を
書く人たちで、
それをどうやって書いているのか
是非とも知りたい。
たとえばエリッククラプトンの
Tears In Heavenを見てみると
それは過去20年程で
最も偉大な曲のうちの一つだと思う。
とくに曲のブリッジ部分はとても美しくて、
綺麗に転調するんだ。
そして流れるようにギターソロに戻って行く
これはまさに匠の作曲だね。
単純な曲でたくさんを伝える事程難しくて、
とても卓越した芸術性が必要で、
エリックの様な人には
確実にそれがある。
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