カッティングの種類と効果
カッティングのやり方#1に引き続き別の種類のカッティングのやり方をご紹介いたします。#1ではストローク側でミュートしてブラッシングするといった片方の手で完結しているカッティングでしたが今回はミュートの役割をコードを押さえる側の手で行う種類のカッティングをご紹介します。
まずは下の動画をご覧下さい。
ストロークを一定で行っているのにも関わらず、ある箇所で音が途切れてパーカッシブな音になっているのがお分かりでしょうか?この部分こそがカッティングしている部分です。今回も順を追って説明しますが、今回はストロークの基本形である16ビートストロークを基にしていますので16ビートのシャッフルストロークのやり方が分からない方はまずはこちらからご覧下さい。
押弦側ミュートカッティングのやり方
手順①基本的なカッティングの動作を行う
カッティング部位になったら押弦側の手で弦をミュートします。
手順②動作を速く行っていく
上記の動作を最小限の動きにしていく
上記に行って来た動作をなるべく最小限のモーションで行っていきます。指はどこかしらが常に弦に触れている状態で、行っていきます。
手順③コードチェンジを交えてカッティングする
押弦側のカッティングにおいて一番難しいのは開放弦を交えたコードストロークをミュートする時です。コードチェンジを行う練習はコード毎にコツが必要ですので慣れるまではたくさん曲で様々なコードで行ってみる事をおすすめします。
以上でカッティング#2のやり方でした。#1のカッティングに比べ両手を使用しているのでタイミングの合わせ方に慣れが必要です。開放弦コードについては手全体というよりは薬指がメインでミュートを行う事が多く難易度が上がります。代わりにF等の全ての弦を押さえるセーハコードなどは浮かせるだけでミュートする事が出来るのでセーハの押さえ方さえ出来るようになれば比較的簡単です。
バレーコードなどの場合は浮かすだけでOK!
バレーコード等、6弦全てを押さえている場合は触れている弦を力を弱めるだけでミュートする事が出来ますのでふっと力をぬいてみましょう。
余談ですが、下記のリンクも合わせておすすめです。
参考:バレーコードとは?セーハコードとは?【攻略方法】コツとやり方
#1でも別のカッティングをご紹介しているのでご覧ください。
参考:ギターストローク【カッティングのやり方#1】ミュート×ブラッシング
どうしても出来ない人におすすめのアイテム
カッティングがどうしても苦手で出来ないという方はフレットラップも試してみる価値があるのでこちらもどうぞ。