デッドポイントって聞いた事ありますか?実はギター奏者にとっては意外と知っておいた方が良い言葉なのです。
デッドポイントとは
何故デッドポイント現象は起こるのか
実はかなり複雑な振動工学(ものすごい数学的な理由)に裏付けされています。
デッドポイントの発生原因について要約をすると、
弦の振動とギター本体が共振を起こし
、これが逆方向の力で相殺し合い音自体が打ち消しあったり
いきなり増幅してしまう現象
これはギタリストの間や一部の弦楽器奏者の間ではデッドポイントと呼ばれていますが、クラシック界隈ではウルフトーンと言われている様です。共振を起こしますので瞬間的には結構大きな音になりますが、その後相殺し合うので減衰が起こり、気持ち的には、、
『おおおおー!おおおお・・
おぉぉ・・・・ぉぉ・・
お?・・・(・▱・)?』
って感じです。
どんな感じだそりゃ
この共振がオオカミの遠吠えのように響くから
ウルフトーンと呼ばれている様ですが、
そもそもハウリングのハウル(howl)とは
遠吠え事ですし、なんだかいい印象はないですね。
というかこれ最初に決めた人オオカミ好き過ぎません?
デッドポイントは見つけずらい
話を戻しますが、
理論上このデッドポイントを見つける為には
ギター本体と弦のの共振点を
見つけなければなりません。
しかしこれは『ココ!』というのが
非常に難しい様です。
何故ならギターはそれぞれ形状や質量等が
個体によって大きく変わり、
何グラムの差でそのポイントも
ズレたりするからです。
ちなみにこのデッドポイントについて
PRSは結構色々あるみたいです。。
私が持っているアコギのうちの一本は
明らかなデッドポイントが一つありました。
デッドポイント対策
デッドポイント対策には
ギターヘッドに重りをつけたりして
ポイントをずらしたりする事が有効とされていますね。
Fender FAT FINGER
デッドポイントを変える、
サスティンを伸ばすなど
デッドポイントに有効な有能商品。
正直チューナーやカポタストでも多少は変わりますが、
どうせならちゃんとデッドポイント用に商品を買いましょう。