セーハとバレーとは?
セーハとバレーは同じ意味
まず前提としてセーハコードとバレーコードは同じ意味を持っています。セーハは出来るけど、バレーが出来ないって事はありません。
バレー・セーハを克服しよう
本記事では主に初心者がつまづくバレーコード・セーハコードについて練習してみたけどどうしても出来ない人の為の打開策をご紹介します。
ご紹介する打開策は以下の通りです。
チェックリスト
- コツを見直してトライする
- 代わりのコードを試す
押さえ方のコツ
押さえる為にはどのタイプのセーハ・バレーコードなのかを把握しましょう。
2タイプのバレー・セーハ
バレーコードやセーハコードを押さえるのに手こずっている人は出来るイメージを掴みにくく、練習の方向性が合っているのか分からないまま暗闇を進む様な気持ちで悩んでいる事が多いです。
まずはご自分がどのタイプのセーハ・バレーコードが出来ないのか見つけてみて下さい。
1,人差し指タイプ
Fの様に人差し指で複数弦を押さえるタイプのバレーコードです。本記事にたどり着いた賢明な読者様はこちらのタイプが多いのではないでしょうか?
このタイプのコードで悩んでいる人は、まずは下のURLから練習方法を見直してみましょう。
違うコードでいいから簡単にして弾きたい人はリンクは無視して下へどうぞ。
2,薬指・小指タイプ
薬指(或いは小指)で複数弦押さえるタイプのセーハ・バレーコードになります。このタイプはFの陰に隠れてしまって意外にも有名ではないですが、人によってはFより全然難しく感じるダークホース的存在です。
指を逆ぞりにする
こちらの押さえ方に関してですが、一本の指で複数弦を押さえる箇所が2箇所あります。2本の指で5カ所を押さえるのですから何度がグッと上がります。基本的には人差し指を軸に薬指で2~4弦をベターっと押さえます。
ポイント
指を逆反りにする事を意識しましょう。
初めにコードを押さえる時に「指を鉤爪の様に曲げる」「指の一番先で弦を押さえる」「指を順ぞりにして弦に触れない様にする」など下記の画像の様な指をフォームを理想としますが、
セーハやバレーにおいては逆反りこそが重要になります。
逆反りのフォーム
1弦は一旦無視する
Bタイプの場合はこれを2本の指で行う必要がありますが、1弦を人差し指で押さえながら薬指で1弦に触れない様にするのは結構難しいです。1弦に関してはならなくてもコード的には問題はないので、まずは1弦は無視して押さえられるようにしてみましょう。
どうしても難しい場合は後述する別のコードに変えて代用する項目に目を通してみて下さい。
代わりのコードを使う
押さえられないコードフォームをまずは選んでください。
自分のコードタイプを探してやってみよう
どっちのタイプ?
Fタイプ(マイナー系も含む)
Bタイプ(マイナー系も含む)
初心者でFタイプの人の場合は、ずばりほとんどが「F」が弾けないのではないでしょうか。もしくはFmなど。マイナー系のヴォイシングは非常に簡単に出来ますので参考URLは下記に貼っておきます。
Fタイプの人はこちら
F、F#、G♭、G#、A♭、A#、B♭のコード
まず前提としてFタイプの出てくる曲は他にも難しく感じるコードが出てくる傾向があります。ですので全てのFタイプコードに共通した打開策としての方法をご紹介致します。
Fタイプのコードが出てきたら
メジャーコードかセブンスコードに変えちゃう。
基本的にはこの作戦で99%の曲はどうにかなります。ですが、メジャーコードとセブンスコードはかなり音に差があるのでどちらも使うわけにはいきません。
耳障りのいいコードが見つかる
どちらか耳障りのいい方を選ばなければいけないわけですが、初心者の方はとりあえず両方弾いて試してみて馴染んだ方を選びましょう。
下のコードからいい響きを見つける!
セブンスコードに変換して押さえる人
メジャーセブンスに変換する人はこちら
Fm、F#m、Gm、G#mのコード
マイナー系で悩んでいる人はヴォイシングを変えてみましょう。実はマイナーコードに関してはセブンスを引っ付けるだけでものすごく簡単になるコードが多くあります。こういったコードに関しては下記のリンクからご自身の悩んでいるコードを探してたどってみて下さい。
大体はこの方法で押さえられるようになります。
セーハやバレーを弾けるようになる方法
最後になりますが、
・セーハコードやバレーコードは弾けるようになったほうがいいのか?
・代用できるなら別に弾けなくてもいいのでは?
基本的にバレーやセーハは出来た方がいいです。
なぜならセブンスやメジャーもしくは別の代用のコードが使えない時があるからです。それは主に曲の肝であるアレンジが決まっている場合です。リフに対して別のメロディーやコードが鳴っていたらまったく別の曲になってしまう様にコードがガチガチに決まっている曲も多く存在しているのでそういった曲を弾きたい人などにとっては押さえられるコードバリエーションを増やすことは必須です。
下記のリンクでバレーコードとセーハコードのコツとやり方を紹介しています。