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音楽理論とは
[word_balloon id="1" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]理論っていったいなんのことだにゃ~?[/word_balloon]
音楽理論とは楽典などで知られるような学問として音楽を理解する事を指します。日本では主に西洋音楽の理論を用いる事が多く、数学的な解釈をすることが多い為に音楽の自由性との矛盾から理論を悪とする考え方をする人もいます。
今回は音楽理論について詳しく知らない人やこれから音楽理論を勉強しようか悩んでいる人に向けてそのメリットやデメリットを考察し、音楽理論を勉強する場合はどのような事から始めればいいのかをまとめていこうと思います。
音楽理論を覚えるメリット
音楽理論を覚えるメリット 音楽理論を覚えるメリットですが、みんなの考えのオイシイ所取りが出来る。 音楽理論とは神の書いた絶対的な勅令という訳ではありません。
長い時間と歴史をかけて偉人たちによって紡がれた音楽に関する知識をまとめあげたものです。youtubeで「切り抜き動画」とかでオイシイ所だけを閲覧した経験のある方はいますでしょうか?
[word_balloon id="2" size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]切り抜き面白いよね![/word_balloon]
または、受験対策本などでオイシイ問題だけを集めたような本のようなイメージを音楽理論に対して持ってみるとどうでしょうか?
とても身近でなんだかとても役に立つような気がしてくる気がしません? 自分で音楽の理論を見つけ出そうと思ったら膨大な時間と労力がかかってしまいます。
なんで林檎は木から落ちるのかを説明するような感覚と同じです。
[word_balloon id="3" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]ニュートン?[/word_balloon]
理論は共通の言語
「C6はAm7とヴォイシングが違うだけだから5小節目のAm7 on Cって表記をC6に変えておいて」
理論を勉強していないと上記の事は意味不明だと思います。
[word_balloon id="2" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]分かるような分からないような…やっぱり分からない…[/word_balloon]
楽譜のどこの場所をどう言った理由で何に変えておけば良いのかてんやわんやになります。 音楽理論は人同士の共通言語になります。お互いが同じ事象を同じ言葉で指していたらとてもわかりやすくて作業などがスムーズですよね。
抽象的な表現が多くなってしまいがちな音楽においてこう言った定義づけや共通言語は非常に融通が効いて効率的です。
音楽に対する理解が深まる
音楽を理解するというのはそもそもがナンセンスではありますが、学問としての音楽を知る事で実は多種多様で自由に聴こえる音楽にも法則性というのがあることが分かります。
ドとミを一緒に鳴らすとなんだか良い感じファ→ソ→ラと弾くとどこかで聴いたことある気がする曲っぽい
こう言った肌感を言語化することで知識としてインプットすることができます。
カノン進行が大好きな日本人は様々なヒットソングにカノンのコード進行を使っていると理論的に分かれば、それを応用したり他の人とシェアしたり出来ます。
飛び道具として強い
「なんだか不協和音に聴こえるけどどうしてだろう」
と言ったトラブルが発生した時にどうして不協和音になるかをトラブルシュートできると解決力が格段に上がります。
[word_balloon id="3" size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]理解できるとうれしいね![/word_balloon]
鳴っているコードが同音胃腸そこだけ外れているように聴こえるけど大丈夫だった場合は、感性だけでは自信を持ってGOサインを出しづらい所ですが理論に裏付けされていれば自信を持つことが出来ます。
音楽理論を覚えるデメリット
ではデメリットに関してですが、まずよく言われる「個性が失われる」について考察します。 個性が失われる 個性というのは、曖昧な表現になりますが
ルールや風潮に縛られない自由な発想が出来なくなるという懸念です。
音楽理論を学ぶことによる固定概念は確かに定着します。ルールとはある意味こうしなければいけないという縛りという側面もあります。
不協和音をひたすら3分間鳴らし続けるような作品ももちろん芸術では大いにありなのですが、音楽的にはアヴォイドノート(避けるべき音)と呼ばれ、アンサンブルのジャムセッションなどでアヴォイドノートを弾こうものなら間違いををおかした下手な人となってしまうのです。
[word_balloon id="1" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]間違い探しゲームみたいだにゃ…[/word_balloon]
理論=正解と認識してしまうのは感受性が優先されるべき芸術では大きなデメリットです。
音楽理論は無駄なものが多い
音楽理論はなんの為に勉強しようかと考えた時に、ジャズギタリストと劇版作曲家とでは必要な理論が大きく違います。
アドリブを弾くためのアナライズ能力や読譜力が必要な前者に対して楽曲の流れやオーケストレーションなどの知識が重要な後者だとして両者ともアドリブ音楽とオーケストレーションを勉強するのは無駄が多いとは思いませんか。
ここにとって実践的な音楽以上に音楽理論は情報に溢れていて、目指すビジョンが余程はっきりしていない限りは遠回りをしてしまうデメリットがあります。
音楽理論は必要ない
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音楽理論を勉強するならココから
音楽理論を勉強しようと考えている人に関してですが、まずは実践的な活動をして壁に当たったら必要な能力を直感的に書き出してみることをオススメします。例えばギタリストでしたらアドリブを取らなければいけないシーンが来た時に初めてアドリブの勉強をすればいいです。
譜面通りに弾ければいいスタイルでしたらアドリブの勉強は一切しなくても大丈夫でとりあえずは好きなことをひたすらやるのがベストです。 壁に当たったらチャンス 好きなことを追求して極めはじめた頃に壁が見つかったらチャンスです。
[word_balloon id="3" size="M" position="R" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="round_2" balloon_shadow="true" box_center="true" border_color="transparent"]好きこそものの上手なれ[/word_balloon]
それを打破する為に色々と調べているうちに勉強ができています。勉強がメインではなくて壁を打破するのが目的という意識だけ無くさないようにしましょう。理論書は全部は読まない 勉強をしていると理論書やネットの解説ページを回遊することになりますが、陥りがちなのが1から100まで目を通してしまうことです。
理論書は全て読んでしまってインプットしても全部覚えて実践的に使うことはほとんどありません。必ず目的を持って壁を意識しながら必要な箇所だけを抽出するようにしましょう。
おすすめの実践的な理論書
こちらは養父貴著の理論書で実践的な理論を重点的にまとめた本です。養父氏の本著に関する考えが冒頭でまとめられていて、音楽は本来耳触りの良いものを理論としてまとめているというビクターウッテンにも通ずるスタンスで書かれていて無駄が一切なコスパ最強の本です。理論書にしては値段も破格ですのでこれから理論を勉強したい方は1冊は持っておきましょう。
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理論を覚えたい人はここから手を付けよう
とりあえず理論を勉強したいけど何から手つけていいか分からない方は下記のリンクから簡単にダイアトニックコードについて勉強する事が出来ます。まずはどんな感じかを知りたい方向けです。
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