ギター【Fコード】が難しい人の為の弾き方【練習法】

投稿日:2020年5月26日 更新日:

Fコードの弾き方【練習法】

Fコードが難しく感じている人は以下の方法を試してみましょう。

・Fの簡単コードで弾く
・Fの練習方法を変える
・楽器を変えてみる
・チューニングを変えてみる
・カポタストを使ってみる
・フレットラップを使ってみる
・ギターを調整してみる

上記の方法は非常に有効です。6つの中から一番合うやり方を見つけて試してみるのが良いと思います。では項目ごとにやり方を解説していきます。

Fの簡単コードで弾く

FはF△7(エフメジャーセブンス)という名前の簡単コードに出来ます。更に1弦~4弦だけを使ったコードに変換する事も出来ます。

 F△7の弾き方
 1弦~4弦だけを使った弾き方

セーハコードを弾かない弾き方でも指は最低は3本使うことになりますが、複数弦を同時に押さえるよりは遥かに楽になるかと思います。

指の使い方や音の並びに関してはこちらで更に解説しています。

Fの練習意識を変えてみよう

セーハ/バレーを使ったFの場合練習するよりもまずは意識や押さえ方の認識から間違っている事があります。Fの練習方法を変えてみましょう。チェックするポイントは以下の通りです。

POINT

・指の角度
・セーハを押さえる弦
・関節の位置

 指の角度は内側

指の角度に関してですが、セーハを行う人差し指の角度になります。人差し指は腹が内側に傾く様に配置すると指の固い面をあてる事が出来て押さえやすくなります。

 セーハ⇒押さえる弦は3本だけ

セーハで6弦全てに力を入れて押さえていませんか?セーハで押さえなければいけない弦は3本だけです。下の図を見て下さい。

1フレットのセーハで押さえなければいけない弦は1弦と2弦と6弦だけです。ですので、複数弦を押さえる時は1、2、6弦だけに集中すればいいのです。

 関節の位置に弦がくると鳴りません

指の関節の部分を触ってみて下さい。骨と骨のつなぎ目は少しへこんでいます。ここに弦があたるといくら力をいれても、フォームが綺麗でも綺麗な音は鳴りません。

上記の画像の赤で囲ってある部分が関節ですここに弦が当たらない様に人差し指を上下にずらして押さえる場所に変化を加えてみましょう。

上記でご紹介した方法を更に詳しく知りたい人はこちらで更に解説をしています。

楽器を変えてみる

楽器を変えてみる方法に関してですが、アコースティックギターで練習している人はエレキギターで練習してみましょうという提案になります。

この方法はエレキギターとアコースティックギター両方を持っている人で、アコースティックギターで練習している人向けになりますので限定的になりますが、Fを練習する手段としては非常に有効です。

有効な理由は以下の通りです。

POINT

・弦のテンション(張力)が違う
・ネックの大きさが違う
・たくさん練習出来る。

エレキギターはアコースティックギターに比べて弦を押さえる時に柔らかく感じます。これは弦のテンションと呼ばれる張力が弱い事と関係していてアコースティックギターよりも押さえやすくなります。

また、練習がたくさん出来るのは生音がほとんど鳴らないエレキギターでしたら夜間でも、マンションやアパートに住んでいても関係なく練習出来る為です。

エレキギターで練習した方がいい理由を更に詳しく解説しています。

チューニングを下げる

チューニングを下げるとテンションが弱くなる為ギターを押さえるのが楽になります。エレキギターで練習すると楽な理由と同じ様にテンションが弱いと少ない力で弦を押さえる事が出来るので、まずは力を使わずにフォームだけしっかり固めてから元のチューニングで練習するのがおすすめです。

 チューニングを下げるやり方

チューニングの下げ方をご紹介します。まずはレギュラーチューニングが出来ている状態にして下さい。レギュラーチューニングのやり方が分からない人はこちらで合わせてから続きをどうぞ。

レギュラーチューニングから半音ずつ音を下げていきます。

1弦 E⇒D#
2弦 B⇒A#
3弦 G⇒F#
4弦 D⇒C#
5弦 A⇒G#
6弦 E⇒D#

以上です。これで全体的にテンションが弱くなりましたのでレギュラーチューニングよりも押さえやすく感じるはずです。

これでもあまり変化を感じない人は更に半音下げます。

1弦 E⇒D#⇒D
2弦 B⇒A#⇒A
3弦 G⇒F#⇒F
4弦 D⇒C#⇒C
5弦 A⇒G#⇒G
6弦 E⇒D#⇒D

これで初めに比べて全音下げになりました。更にテンションは弱くなりましたのでかなり押さえやすくなったはずです。

カポタストを使ってみる

カポタストを持っていない人、或いはカポタストが何かわからない人はこちらからまずご覧ください。

カポタストを使うのは有効です。カポタストを使うことで得られるポイントは以下の通りです。

POINT

ハイフレットで押さえられる為フレット感覚が短くなり、指がコンパクトに押さえられる様になる。

手順としては以下の通りがおすすめです。

 カポタストを5フレットに付けて練習してみる
 カポタストを4フレットに付けて練習してみる
 カポタストを2フレットに付けて練習してみる

⇒ 強力な合わせ技

カポタストを付けてもなかなか実感がわかない人はチューニングを下げてカポタストを付けるとテンションを下げつつフレット幅を狭く出来るので更におすすめです。

フレットラップを使ってみる

フレットラップは余分な弦の振動を防いでくれる優れたアイテムです。

使い方は単純で、ネックの上に巻き付けるだけです。これで余分な弦の消音効果を得られますのでFを弾いたときの開放弦のびりびりや余分な音の延びをカットしてくれます。注意点としては全ての弦を押さえるFに関してはノイズを押さえる程度の効果になりますので、フレットラップを使用したからと言ってとy苦節的にFが弾けるわけではありません。

ギターを調整してみる

ギターを調整した事がない人はまずはこれからチェックしましょう。Fを弾けない理由の大半は初期に買うギターのコンディションが悪い為だったりします。ここでいうコンディションの悪いギターとは弦高の高すぎるギターやテンションのきつすぎるギターを指します。

 弦高は命!高いと基本的には何も出来ない?!

弦高とは弦と指板との距離のことで、高い利点もあれば低い利点もあります。一方で低すぎると弦がビリついて明らかに欠陥品だと気が付きますが、高すぎても音はちゃんと鳴る為初心者はこれに気が付くことが難しいです。初心者セットなどで購入するギターはこういった調整が甘いものが多く、自分で調整してあげると改善するものも多いです。

 解決策とやり方

高い弦高さを下げる為にはトラスロッドを回すことが有効です。基本的には六角レンチがあれば簡単に出来ますのでやってみましょう。

※トラスロッドの調整に関しては自己責任になりますのでくれぐれも慎重に行ってください。

やり方に関しては下のリンクで詳しく解説しています。

Fで挫折する人はもったいない理由

Fで挫折する人はかなりもったいないです。何故なら

・Fを使わなくても弾ける曲は山ほどある
・Fを弾けない原因は自分ではなく他の要因の場合が多い
・Fを乗り越えた後のメリットが遥かに大きい

なんといってもFを乗り越えた後のメリットは莫大です。Fを乗り越える事で芋ずる式に似ているコードを知らないうちに出来ています。Fが出来れば大好きなあの曲やこの曲を自分で弾く事が出来るようになります。なんといっても制限なく音楽を楽しむことが出来る1つの大きな要素になります。今回はFがどうしても出来ない人の為の対策をまとめましたが、リンクや関連記事などにもたくさんのヒントや情報を載せていますので頑張って克服して、音楽ライフを存分に楽しんでください。

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