この記事の目次
初心者が直面する様々な問題
ギターは難しい?挫折するポイント
ギターを挫折せずに続けられている人はどのくらいいるでしょうか?また、どの程度まで弾けたら満足でしょうか?今回はギターに纏わる挫折ポイントと原因を考察し、様々な解決策を提示します。
ギターを頑張ってやろうと思って買ってみたけどそのうち弾かなくなってしまってインテリアになってしまった。
弾かなくなる原因はいくつかの問題が考えられます。
技術的問題
メンタル的問題
経済的問題
それぞれの問題点別に解決策などをご紹介します。
ギターは難しい?挫折ポイント①技術的問題
コードが難しい。
なんといってもコードが難しくて覚えきれない。特にFやBとかまったく弾ける気がしない。FやBなや数字が付いているコードが出て来るとその曲は避けている。
解決策
セーハコードでつまづいてしまった人はこちらを試してみましょう。
参考:ギターコード【B】の超簡単な押さえ方セーハコードを使わないで使わないで弾ける裏技
バレーコードでつまづいてしまった人はこちらを試してみましょう。
参考:ギターコード【F#m】の超簡単な押さえ方。バレーコードを使わないで弾ける裏技
ギターコードを覚えるのが苦手な人はコードを覚える為のコードメモ用紙をダウンロードしましょう。
参考:ギターコードをメモしたい人の為の【無料】テンプレート用紙
バレーコードの代表「F」でつまういてしまった人はこちらで攻略法を紹介しています。
ストロークが出来ない。
ストロークを見様見真似でやってみたけど全然上達しない。ストロークが一辺倒でほとんど同じ曲に聞こえてしまう。スピードについていけなくて曲に聞こえない。
解決策
ストロークの基本オルタネートピッキングを試してみましょう
ピッキングが分からない。
ダウンで弾けばいいのかアップで弾けばいいのか分からない。
解決策
弾きながら歌えない。
ピッキングとストロークはなんとなく出来るがリズムに合わせて歌う事が出来ない。タイミングが分からない。3つの事を同時にやるマルチタスクに絶望した。
解決策
弾きながら歌うためにはギターを出来る限り無意識に弾くように練習が必要です。無意識に弾けるようにするためには下記のリンクがおすすめです。
参考:【必ず習得出来る】速弾きを習得する為の3つの簡単な手順
まずは簡単な曲でゆっくり曲を歌いながら弾けるようにする練習も有効です。
楽譜の読み方が分からない。
いくら練習しても上手くならない。
同じ事をずっと行っているけど一向に上達しない。
解決策
指が痛い。
押さえる指がすごく痛くて続ける事が出来ない。ストロークの時に弦が手に当たって怪我してしまう。
解決策
手が小さい。
手が小さくて弾けない。コードが届かない。十分に押さえる事が出来ない。
解決策
手が小さいと悩みの方は多いはず。様々な意見がありますが、小柄な女性の方や子供でも扱えるギターなどもありますので、そういったものを探してみるも有効です。
参考:子供用ギターおすすめ
ギターは難しい?挫折ポイント②メンタル的問題
なんとなく飽きてしまった。
初めはやる気があったけど、そのうちに手がつかなくなってしまって触る頻度が少なくなってしまった。
解決策
興味がなくなってしまったらとことんやらなくても問題ありません。お仕事としてギターを弾きたいなら別ですが、目的が楽しむことの場合は無理して弾くとかえって負担になってしまいます。世界的ベーシストのビクターウッテンが音楽教育についてTEDで解説している講義がありますのでそちらをご覧ください。
他人と比べてしまった。
自分が弾けないフレーズや憧れている曲を簡単そうに弾いている人がいて、嫌になってしまった。
解決策
メンタル的な問題に関しては楽器演奏に関連した別問題に起因する事が多いようです。そもそも始めた理由や上達目標が明確であれば他人と比べて挫折したりすることは考えにくいですが、これもまたビクターウッテンの言語としての音楽に音楽を学んでいく姿勢やポイントが解説されているのでおすすめします。
毎日練習しないといけないプレッシャーで嫌になった。
ギターはコツコツ積み重ねが大事と聞いて、時間や忙しさで継続出来ないプレッシャーから避ける様になった。
解決策
特にギターは絶対的な練習量が上達に直結し、反復練習の多さから練習量を求められがちです。こういう場合は楽に反復などを出来る方法を探すといいでしょう。速弾きなどの練習はテレビなどを見ながら行うことで、無意識下に指の慣れを促せます。
ギターは難しい?挫折ポイント③経済的問題
機材が高価すぎる
楽器の値段はピンキリで高いのもあれば安いのもありますが、それに伴う機材も同じくらいの出費になったりします。エレキギター等はゆくゆくはアンプ、エフェクターも揃えたいですし、レコーディングなどをする人はDTM用ソフトやパソコン、マイク、各ケーブルも必要です。そういった経済的理由である程度で満足するしかない状況というのも一つの枷になってしまうポイントです。
解決策
機材や楽器はグレードがありますので、経済状況と相談して購入するといいでしょう。また、セカンドハンドショップやインターネットも利用必須です。弦や、チューナー等はインターネットで買った方が安い場合が多くあります。そういった情報のリサーチなども行うと有効です。
メンテナンス費が嵩む
ギターはしばらく弾いていないと弦が錆びてしまったり、ネックが曲がってしまったりフレットも擦れて減ってしまっていたりします。一念発起して再度チャレンジしようと思い立っても、メンテにだしたり弦を交換しなければいけないめんどくささから押し入れに入れっぱなしになってしまう事が良くあります。また、弦も1000円程しますが、すぐに錆びてしまって、何回交換するのを経済的負荷も相まって手間と感じてしまう傾向があります。
解決策
メンテナンスに関しては最低限ご自身で楽器の状態を見極められる様になる必要があります。
参考:【ギターメンテナンス:最高の状態に保つためにチェックしたい7項目】
壊れてるっぽいけどどうしたらいいか分からない
押し入れに入ってて、ちゃんと鳴るのか分からないというケースもよくあります。チェックしたいけどどうやってチェックすればいいかわからない。結局近場のセカンドハンドショップに持ち込んで査定してもらい、こんなもんかと納得してしまうことがあります。
解決策
こちらに関しては売る場合と売らない場合で分かれますが、売らない場合は上記の【メンテナンス費が嵩む】の項目を参考にしてみてください。また売却する場合は下記のURLを参考にしてみてください。
最後に:対処法を予め確立する
挫折してからだとなかなか解決法を探すまでは至らないと思います。あらかじめどういった壁が待っているのかを予見して心構えをして置くことは、ギターを継続していく強い糧になります。対処法を予め確立する為に様々な方法があります。以下の記事では対処法などもご紹介していますのでご覧ください。
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